Citrix XenApp オプションの構成

  1. Silk Performerプロジェクト ツリーで プロファイル ノードを展開します。
  2. 構成対象のプロファイルを右クリックして、プロファイルの編集 を選択します。
    ヒント: あるいは、メニュー バーから 設定 > アクティブ プロファイル を選択することもできます。

    プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに 再生 カテゴリが表示されます。

  3. ショートカット リストで下までスクロールし、Citrix アイコンをクリックします。 全般 タブが開きます。
  4. 同期タイムアウト テキスト ボックスには、デフォルトの同期タイムアウトをミリ秒で入力します。これは、タイムアウト値を指定しないすべての CitrixWaitForXXX 関数で使用されます。 デフォルト値は、60000 ms です。
  5. ウィンドウの位置を強制する をオンにすると、記録中に取得した座標に対して移動ウィンドウ CitrixWaitForWindowCreationCitrixWaitForWindowRestore の呼び出しを行います (デフォルトでは有効)。 このチェック ボックスがオフの場合、CitrixWaitForWindowCreation および CitrixWaitForWindowRestore の両方の関数にはパラメータ (bForcePos) があるので、呼び出すごとにこのオプションを有効にすることができます。
  6. トランザクションが終了したら切断する をオンにすると、TInit トランザクションを含めたトランザクションが終了するごとに、Citrix クライアントを切断します (デフォルトでは無効)。
  7. セッションを正常に切断する をオンにすると、Citrix XenApp セッションの接続を解除するときに、ログオフが実行されます (デフォルトでは有効)。
  8. 各ユーザー アクションの前に画面を記録する をオンにすると、各ユーザー アクションの開始時にもスクリーンショットをキャプチャして書き込みます (デフォルトでは有効)。 TrueLog 生成が有効になっている場合は、同期関数それぞれの終了時にスクリーンショットを取って TrueLog に書き出します。

    CitrixWaitForScreen 関数は、画面領域をキャプチャし、記録時にキャプチャしたハッシュ値ではなく指定した条件と一致するか確認します。 このファイルを、後で、検討したり、エラー分析のために記録中にキャプチャしたものと比較することができます。

    関数呼び出し CitrixWaitForScreen が失敗し、画面の同期に失敗したらウィンドウ領域をダンプする がオンになっていると、キャプチャしたスクリーン領域を結果ディレクトリのファイルに書き出します。 タイムアウト期間が終了するときに条件が一致しないと、関数呼び出し CitrixWaitForScreen が失敗することがあります。

  9. RAM ディスクを使用する をオンにすると、イメージの中間ストレージとして、異なるドライブを使用します。
    注: RAM ディスクを使用する をオンにする場合は、リスト ボックスから RAM ディスクの適切なドライブ文字を選択する必要があります。 指定したドライブが RAM ディスクであれば、TrueLog 生成のパフォーマンスが向上します。
  10. シミュレーション タブを選択します。
  11. マウス ボタンが押された状態を維持する時間 フィールドには、仮想ユーザーがマウス ボタンを押した状態でいる必要がある時間を入力します。 デフォルト値は、200 ms です。 関数 CitrixMouseClick および CitrixMouseDblClick は、この値を使用します。
  12. ダブルクリックのクリック間の時間 フィールドには、ダブルクリックの 2 回のクリックの最大間隔を入力します。 デフォルト値は、100 ms です。 関数 CitrixMouseDblClick は、この値を使用します。
  13. マウスの速度 フィールドには、マウスが画面を移動する速度を入力します (ピクセル/秒)。 デフォルト値は、1000 ピクセル です。
  14. 各キーが押された状態を維持する時間 フィールドには、仮想ユーザーがキーボード キーを押した状態でいる必要がある時間を入力します。 デフォルト値は、50 ms です。 関数 CitrixKey および CitrixKeyString は、この値を使用します。
  15. 文字列を入力するときのキーストローク間の時間 フィールドには、個々のキーストロークの間隔を入力します。 デフォルト値は、100 ms です。 関数 CitrixKeyString は、この値を使用します。
  16. キー反復時間 フィールドには、繰り返し機能をシミュレートするときにキーストロークの完了に必要な時間を入力します。 デフォルト値は、50 ms です。 50 ms の値は、1 秒間に 20 キーを表します。
  17. このタブの 思考時間 領域にある 同期に成功した後の遅延 フィールドには、仮想ユーザーが同期成功点を通過した後、非アクティブな状態でいる時間を入力します。 デフォルト値は、1000 ms です。 関数 CitrixWaitForXXX は、この値を使用します。
  18. 各ユーザー アクションの後の遅延 フィールドには、仮想ユーザーがアクション間で非アクティブな状態でいる時間を入力します。 デフォルト値は、100 ms です。
  19. Citrix クライアント タブをクリックして、Citrix クライアント オプションを指定します。
  20. ネットワーク プロトコル ドロップ ボックスから、Citrix サーバーの検索と接続に使用する低レベルのネットワーク プロトコルを選択します。 詳細については、Citrix クライアントのドキュメントを参照してください。
  21. データ圧縮を使用する チェック ボックスをオンにすると、転送データをすべて圧縮します (デフォルトでは有効)。 この機能によって、ファイル サイズは小さくなりますが、多くのプロセッサ リソースが必要になります。
  22. ビットマップにディスク キャッシュを使用する チェック ボックスをオンにすると、ビットマップなどのよく使われるグラフィカルなオブジェクトを、ローカルのディスク キャッシュに保存します (デフォルトでは無効)。
  23. マウスの移動とキーストロークをキューに入れる チェック ボックスをオンにすると、マウスとキーボードの更新をキューに入れます (デフォルトでは無効)。 この機能によって、Citrix クライアントから Citrix XenApp サーバーに送信されるネットワーク パケット数が少なくなります。
  24. SpeedScreen 待機時間の短縮 ドロップ ボックスから、低速のネットワーク接続でのユーザー体験を向上させるために、次の項目のいずれかを選択します。
    • WAN やその他の低速の接続の場合、[オン] を選択します。
    • LAN やその他の高速の接続の場合、[オフ] を選択します。
    • 接続の待機時間に基づいて、待機時間の短縮をオンまたはオフにするには、[自動] を選択します。
  25. 暗号化レベル ドロップ ボックスから、ICA 接続の暗号化レベルを選択します。 Citrix XenApp サーバーは、選択した暗号化レベル以上を使用できるように構成する必要があります。
    注: サーバー デフォルトまたは 基本 以外の暗号化レベルを使用すると、Citrix XenApp サーバーへの自動ログオンができなくなります。
  26. 設定を保存するには、OK をクリックします。