テストを実行する

負荷テストでは、負荷がサーバーのパフォーマンスに与える影響を調査するために、テスト スクリプトを利用して、ターゲット サーバーに対して複数の仮想ユーザーが実行されます。 大規模な負荷テストの場合は、ローカル エリア ネットワーク上に適切なテスト環境をセットアップする必要があります。このようなテスト環境には、仮想ユーザーのホストとなるエージェント コンピュータも含まれます。

タスクを完了するには、以下のことが不可欠です。
  • 実行対象のテストに適したタイプのオプションを設定する。
  • 必須のワークロードを正確に定義する。
  • サーバーのパフォーマンスを評価するために、テスト結果の生成を有効にする。

負荷テスト中に結果セット一式のログを有効にするのは避けてください。負荷テスト結果と干渉する場合があります。 ただし、エラー時に TrueLog を生成する ログ オプションを利用すると、エラーが発生した場合に、必要なログ ファイルがディスクに書き込まれます。TrueLog On Error を利用すると、再生エラーをビジュアルに調査できます。

エージェント コンピュータ、仮想ユーザー、トランザクションに関するリアルタイム情報は、負荷テストの実行中に表示されます。 ターゲット サーバーのリアルタイムのパフォーマンス監視は、グラフィック形式で表示されます。

検証実行としてテストが構成されている場合は、以下のオプションが、指定された値に自動的に設定されます。
  • ベースライン レポート ファイルが自動的に作成されます。
  • シミュレーション時間の後で仮想ユーザーを停止する (キューイングのワークロード) チェック ボックスはオフ。
  • 仮想ユーザー ログ ファイル (.log) チェック ボックスはオフ。
  • 仮想ユーザー レポート ファイル (.rpt) チェック ボックスはオン。
  • 仮想ユーザー エラー レポート ファイル (.rpt) チェック ボックスはオン。
  • 時系列データ (.tsd) チェック ボックスはオフ。