GUI レベルのテストの問題のトラブルシューティング

GUI レベルの問題をトラブルシューティングするときは、3 つの各コンポーネント (Silk PerformerSilk Test、および Windows/ターミナル サービス/リモート デスクトップ サービス) が GUI レベルのテストの実行中に統合して役割を果たすことに注意することが重要です。つまり、エラーの根本原因を分離しようとするときに、それらの各コンポーネントについて考慮する必要があります

ステップ 1: Windows のテスト環境の構成

注: このセクションで説明されている問題を解決するには、Micro Focus Knowledge Base を開いて、参照する 解決 ID を入力します。

最初の考慮事項は、Silk Performer が複数の GUI レベルの仮想ユーザーを実行できるのは、ターミナル サービス/リモート デスクトップ サービスがインストールされていて、ライセンスがあり、構成されている Microsoft Windows オペレーティング システム上でのみということです。 複数の GUI レベルの仮想ユーザーを Microsoft Windows マシンで実行しようとすると、エラー メッセージ StInitSession(GUI-Level Testing Replay: 10 - Virtual user information, Silk Test Connection timeout reached が表示されます。

解決 ID: 1725617231

次の、おそらく最も重要であるステップは、それぞれのターミナル セッションにおいて各 Silk Performer 仮想ユーザーが Silk Test テストケースを実行できるように Windows ターミナル サービス/リモート デスクトップ サービスを構成することです。 したがって、以下の各設定を以下の解決法に指定されるとおりに構成することがきわめて重要です。

解決 ID: 17255

Windows ターミナル サービス/リモート デスクトップ サービスを上記に推奨されるように構成していない場合は、次のようなエラー メッセージが表示されることに注意してください。GUI-Level Testing Replay:10 - Virtual user information, RDP not connected

解決 ID: 20117

ターミナル サービス/リモート デスクトップ サービスを構成すると、最後に構成チェックが行われ、 (テストケースの生成に) 正しいバージョンの Silk Test を使用していて、GUI レベルの負荷テストに正しい Silk Performer ライセンスが利用可能であることを確認します。

解決 ID: 1716817148

ステップ 2: プロキシ サーバーの構成

状況によっては、Silk Performer スクリプトを Silk Test インターフェイスを介して記録する場合、結果として生成される BDF ファイルに Silk Performer 関数が含まれません。 この問題を解決するには、以下の手順を実行します。

  1. Internet Explorer を起動し、ツール > インターネット オプション を選択します。
  2. 接続タブを選択します。
  3. LAN の設定 をクリックします。 ローカル エリア ネットワーク (LAN) の設定ダイアログ ボックスが開きます。
  4. LAN にプロキシ サーバーを使用するチェックボックスをオンにします。
  5. アドレス フィールドに、localhost と入力します。
  6. ポート フィールドに、8080 と入力します。
  7. OK をクリックします。

ステップ 3: Silk Test の構成およびテストケースの生成

注: このセクションで説明されている問題を解決するには、Micro Focus Knowledge Base を開いて、参照する 解決 ID を入力します。

Silk Test を使用して Silk Performer で実行するためのテストケースを生成する場合は、そのテストケースが最終的にターミナル サービス/リモート デスクトップ サービス環境において Silk Performer によって実行されることを考慮することが重要です。 つまり、完全なバージョンの Silk TestSilk Performer エージェントにインストールされていることを確認し、インストールされていないと Silk Performer によってエラー メッセージ GUI-Level Testing Replay:7 - Application could not be launched が表示されることを考慮する必要があります。

解決 ID: 17181

Silk Test プロジェクトを Silk Performer にエクスポートするときに、Silk Test 用に構成されているディレクトリ パスが使用可能であることを確認します。使用できない場合、Silk Performer ランタイム エンジンはテスト時にアプリケーションを起動するために使用するディレクトリ パスを指定できない場合があります。 グローバル パスを設定していないと、次のようなエラー メッセージが表示されます。Error:Directory XXXX does not exist"

解決 ID: 17204

最後に、Silk Test プロジェクトを Silk Performer にエクスポートする前に、正しい設定を使用してプロジェクトをエクスポートしていることが重要です。 そうでない場合、次のエラーが表示される場合があります。GUI-Level Testing Replay:11 SilkTest reported. Project failed to open 以下の解決法では、プロジェクトを Silk Test からエクスポートする場合に行ってはいけない手順の結果と正しい方法の両方について説明します。

解決 ID: 17200

ステップ 4: Silk Performer 構成および一般的な GUI レベルの再生エラー

注: このセクションで説明されている問題を解決するには、Micro Focus Knowledge Base を開いて、参照する 解決 ID を入力します。

GUI レベルの問題をトラブルシューティングするときに確認する最後のコンポーネントは、Silk Performer です。 GUI レベルの BDF スクリプトを Silk Performer で再生する前に、エンド ユーザーがまず考慮する必要があるのは、通常のコンソール セッションを使用して Silk PerformerSilk Test テストケースを実行することと、ターミナル サーバー セッションを使用して、Silk Test テストケースを実行することには大きな違いがあるということです。 BDF スクリプトをコンソール セッションとして起動することとターミナル サーバー セッションとして起動することの大きな違いについては、次の解決法で詳細に説明します。

解決 ID: 17258

Silk Performer で実行可能なセッションの種類の違いを理解しておらず、ターミナル サーバー セッションを実行するように Silk Performer に設定していないと、一般的な再生エラーが表示されます。GUI-Level Testing Replay:10 - Virtual user information, More than 1 user per Session is not allowed Silk Performer での再生中にこのエラーを表示しないようにする方法については、以下に示す解決法を参照してください。

解決 ID: 17257

再生中に一般的に発生するその他のエラーは、Silk Test テストケースが実行するターミナル サービス/リモート デスクトップ サービス セッションに関連します。 たとえば、Silk Test テストケースを最初に記録するときは、Silk Test テストケースがターミナル サーバー環境で実行されている環境とは異なるユーザー資格情報を使用するオペレーティング システム環境で記録していることが多いです。 このことに起因して、ターミナル サーバー セッションでの再生中に予期しないウィンドウが生成されることがあり、その結果、SilkTest エージェントは Silk Performer での再生中に次のようなエラー メッセージを表示します。Silk Test 次の解決法ではこのようなエラーの例を示し、その回避方法について説明します。

解決 ID: 17236

実際の GUI レベルのテストを実行する前に、ターミナル サーバー環境で実行可能な仮想ユーザー数に関する制限があることを考慮することが重要です。 以下の解決法では、1 つの Silk Performer インストールから実行可能な GUI レベルの仮想ユーザーの一般的な数について示します。

解決 ID: 17202