外部関数宣言

DLL を作成するために一般に次の 2 つのファイルが必要です。

一般的な C/C++ コンパイラで DLL を作成するときは、ソース ファイル (.c.cpp) と定義ファイル (.def) が Visual Studio プロジェクトに必要です。

BDL では、スクリプトから呼び出されたすべての外部関数は、使用する前に宣言する必要があります。Silk Performer スクリプトの外部関数セクションで実行する必要があります。

注: DLL ファイルが Silk Performer のインストール ディレクトリや指定パスに含まれるディレクトリにない場合は、DLL ファイルをプロジェクトのデータ ファイルに追加する必要があります。
注: vb.net dll ファイルはサポートされません。
次のファイルはスクリプトのサンプルです。ファイルは、次のフォルダまたはそのサブフォルダにあります。C:\Users\Public\Public Documents\Silk Performer <バージョン>\SampleApps\CustomAPI.
  • DemoFunctions.bdf
  • DemoFunctions.dsp
  • demofunctions.cpp
  • DemoFunctions.dll

スクリプトの例

次の例では、外部関数 DemoSumDemoDiff が宣言され、TMain トランザクションから呼び出されます。

dll "DemoFunctions.dll"
 
  // function without parameters and return value
  "DemoOutput"
    function Output;
 
  // function declared using C data types
  "DemoSum"
    function Sum(in long, in long): long;
 
  // function declared using BDL data types
  "DemoDiff"
    function Diff(in number, in number): number;
 
// DLL is not located in the Silk Performer directory
dll "C:\\Debug\\Functions.dll"
 
dcltrans

  transaction TMain
  var
    x, y, nSum, nDiff: number;
  begin
    x := 4; y := 5;
    nSum := Sum(x, y); // external function calls
    nDiff := Diff(x, y);
    Output();
  end TransMain;