OCR を使用するために Silk Performer を構成する

Citrix の解析関数と検証関数用に OCR を有効にするには、Silk Performer のシステム設定を使用して、フォント データベースを生成する必要があります。

フォントベースの OCR は、ビットマップ内のフォントやテキスト スタイルを認識するために、フォント データベース ("パターン" データベース) を使用します。デフォルトのフォント セットでほとんどのシナリオはカバーできますが、状況によっては、ほかのフォントやフォント スタイルの追加が必要になることがあります。新しいフォントを追加したり、システムからフォントを削除したときは、毎回、新しいデータベースを生成する必要があります。

データベース内のフォントが多すぎると、処理が遅くなったり、読み取り間違いをする場合があります。このため、テキスト文字列の取得対象となるビットマップで使用されるフォントのみを含めることをお勧めします。

  1. Silk Performer で、設定 > システム... を選択し、Citrix アイコンを選択します。
  2. フォントベースの OCR ページで、追加 >> または すべて追加 を使用して、OCR で使用するフォントを システム フォント リスト ボックスから 選択済みのフォント リスト ボックスに移動します。
  3. 選択済みのフォント リスト ボックスから不要なフォントを削除するには、すべて削除 または << 削除 を使用します。
  4. サイズ テキスト ボックスで、使用するフォント サイズの範囲を指定します(例、[8-20])。
  5. イタリック太字、および 下線 の各チェック ボックスをオンにして、含めるフォント スタイルを定義します。
  6. フォント データベースの生成 をクリックします。
  7. フォント ベースの構築 ダイアログ ボックスが開きます。OK をクリックして、既存のフォント データベースを新しいデータベースで置き換えることを確認します。
  8. あいまい一致 OCR タブをクリックして、言語を選択します。言語によっては、あいまい一致 OCR エンジンの方が、結果が良くなる場合があります。
  9. システム設定 ダイアログ ボックスで、OK をクリックして、変更を受け入れます。