Web 2.0 アプリケーションの負荷テスト (ブラウザ駆動型)

Silk Performer を使用すると、今日の最新の Web アプリケーションのテストをプロトコル レベル (HTTP) で簡単に行えるだけでなく、実際の Web ブラウザ (Internet Explorer、Chrome、Firefox) を使用して負荷を生成することができます。
ブラウザ駆動型負荷テストを利用するには、2 種類のアプローチがあります。
  • Silk Test で作成した機能テストの再利用。サポートするブラウザを使って機能テストを自動化した Silk Test キーワード テスト資産が既に存在する場合に最適なアプローチです。このような資産を Silk Performer にインポートすると、BDL スタブ スクリプトにラップされ、負荷テストとして実行できるようになります。詳細については、「GUI レベルのテストのサポート」の「単一セッションの GUI レベルのテスト」を参照してください。
  • Silk Performer を使ってブラウザ駆動型負荷テスト スクリプトを一から作成。このアプローチでは、BDL スクリプト言語を使ってユーザーの操作をモデル化します。この場合は、Silk Test をインストールする必要はありません。ユーザーの操作は、Browser Application という名前の専用のツールを使って記録します。このアプリケーションには Internet Explorer コンポーネントを使用した記録機能があり、検証の追加、操作開始時間要素の定義、ビジュアル デバックなども行うことができます。
    注: 現時点では、Chrome や Firefox を使って記録することはできません。ただし、Browser Application を使って記録したスクリプトを、Chrome や Firefox で再生することは可能です。
注: ライセンスの観点からは、これらに違いはありません。どちらのブラウザ駆動負荷テストの場合でも、必要なライセンス タイプは SilkPerformerWebVU になります。