入力と出力の相関関係

TrueLog Explorer の入力と出力の相関関係機能を利用すると、記録 API 呼び出しと再生 API 呼び出しを並べてステップ スルーできます。 また、データベースの入力パラメータと出力パラメータの相関関係を明らかにすることもできます。 Web アプリケーションでのセッション処理のカスタマイズと同様に、入力と出力の相関関係機能は、再生テスト実行と記録セッションを比較して、セッション関連の値を示す可能性のある差分を特定します。 その後、この差分値は、テスト実行スクリプト内の出力値と入力値の相関関係を検索するための基礎として使用されます。 最終的に、TrueLog Explorer を利用すると、テスト スクリプト内で特定された動的な値を変更できます。

入力と出力の相関関係機能は、TrueLog Explorer でデータベース TrueLog を開いているときのワークフロー バーから利用できます。

データベース エラーの種類は、テスト対象のデータベースの種類に固有です。 一意制約エラーは、通常、同じデータが繰り返しデータベースに送信されると発生します。 このようなエラーは、一般に、ユーザー ID や注文番号のようなデータベース テーブルの主キーとして使用される一意の値が送信された場合に発生します。 このような個人情報が複数回送信されると、エラーが発生します。 この種の重複は、テストスクリプト内で識別し、TrueLog Explorer を使用してカスタマイズできるセッション情報です。

次の 2 つの BDL コード例は、入力と出力の相関関係を示しています。 実行呼び出しの入力パラメータは [2288] です。 この値は、前の呼び出しの出力パラメータ テーブルに出現しているので、相関関係が明かになっています。



出力パラメータの値(2290)は、後のテスト実行で入力パラメータの値を設定する際に使用できるよう、解析された変数(sParam1)に格納されます。