Oracle Forms のユーザー入力データをカスタマイズする

現実の条件の下では、Web アプリケーションのユーザーは、予測できないような組み合わせのデータをフォームに送信します。 効果的な Web アプリケーション テストの目標の 1 つは、テスト スクリプトによって、そのような変則的で多様なユーザーの動作をエミュレートすることです。

TrueLog Explorer の [パラメータ ウィザード] を使用すると、テスト中にフォームに入力されるユーザー入力データをカスタマイズできます。 [パラメータ ウィザード] によって、フォーム フィールドに入力されるデータを指定できます。また、記録されているユーザー入力データをランダムなパラメータ化されたユーザー データに置き換えることによって、現実に近いテスト スクリプトを作成できます。

  1. TrueLog メニュー ツリーからユーザー データ入力を含むノードを選択します。 背景が黄色のコントロールの入力値をカスタマイズできます。
  2. コントロールの 列を右クリックして、値のカスタマイズ を選択します。 [パラメータ ウィザード] では、次のいずれかの方法でスクリプトの値を変更できます。
    • スクリプトの dclparam または dclrand のセクションで定義されている既存のパラメータを使用する
    • 新しい定数値、ランダム値、複数列データ ファイル内の値に基づいた、新しいパラメータを作成する
  3. パラメータを新規作成する オプション ボタンをクリックします。
    1. 次へ をクリックします。
    パラメータの新規作成 ダイアログ ボックスが開きます。
  4. ランダム変数からパラメータを作成 オプション ボタンをクリックします。
    1. 次へ をクリックします。
    パラメータ ウィザード - ランダム変数 が開きます。
  5. リスト ボックスから、テスト スクリプトに挿入するランダム変数の種類を選択します。 強調表示された変数タイプの簡単な説明が下部のペインに表示されます。
    1. 次へ をクリックします。
    変数の名前と属性の指定 ページが表示されます。 Strings from file というランダム変数タイプでは、指定されたファイルからランダムに選択または順次選択できるデータ文字列が生成されます。
  6. 変数の名前を 名前 フィールドに入力します。
    1. 変数が呼び出される順序として次のいずれかを選択します。
    • [ランダム]
    • [シーケンシャル]
  7. ファイル 領域の 名前 リスト ボックスから、構成済みのデータソースを選択します。 代替方法:新規作成 をクリックすると、ランダム変数ファイルを新規作成できます。
  8. テストごと というランダム変数生成を選択します。
    1. 終了 をクリックします。
    これにより、記録されている値の代わりにランダム変数を指定のフォーム フィールドに使用するようにテスト スクリプトの BDL フォーム宣言が変更されます。 新しいランダム変数関数が [BDL] ビューの下部に表示されます。

テスト スクリプトにランダム変数関数を追加した状態でスクリプトの試行を起動し、スクリプトがエラーなしに動作することを確かめます。