リモート インストール

Silk Performer コマンド ライン ツールを使用すると、リモート エージェント コンピュータ上のエージェント ソフトウェアをインストールおよびアンインストールできます。リモート エージェント コンピュータは、インターネット上の任意の場所に配置することができます。

コマンド ライン ツールに利用できるすべてのパラメータを表示するには、コマンド ラインを開き、インストール フォルダに移動して perfRsManager.exe を実行します。

注: コマンドライン ツールは Silk Performer のインストール サブディレクトリから起動する必要があります。

perfRsManager のパラメータ

以下のパラメータを利用できます。

注: -mode および -host は必須です。その他のパラメータはすべてオプションです。
-mode
  • -i:エージェント ソフトウェアをリモート エージェント コンピュータにインストールします。
  • -u:エージェント ソフトウェアをリモート エージェント コンピュータで更新します。
  • -r:エージェント ソフトウェアをリモート エージェント コンピュータからアンインストールします。
-host <hostname> リモート エージェント コンピュータのホスト名または IP アドレス。
-log インストール ログ ファイルを \Users\Public\Documents\Silk Performer <version>\Logs ディレクトリに出力します。ログ ファイルは、perfRsManager_<hostname>.log という名前になります。例:エージェント ソフトウェアを lab15 というホストにインストールすると、ログ ファイルの名前は perfRsManager_lab15.log になります。
-user <user> Windows ドメイン ユーザーの名前。リモート アクセスでは、リモート エージェント コンピュータで管理者権限を持つユーザーを指定する必要があります。
-domain <domain> 指定されたユーザーが属する Windows ドメインの名前またはホスト名。ユーザーが、インストールを起動したコンピュータと同じドメインに属する場合、このパラメータを省略します。
-userAgent <user> エージェントを実行する Windows ユーザー アカウント名。
-pwdUserAgent <password> リモート コンピュータにログインする Windows ユーザー アカウントのパスワード。
-pwdUser <password> 指定したユーザーのパスワード。パスワードが不要な場合は、このパラメータを省略できます。
-port <port> リモート エージェント コンピュータが応答するポートの番号。デフォルトにポート番号は、19200 です。
-ssl リモート エージェント コンピュータとの通信に SSL を使用します。SSL を使用する場合、リモート エージェント コンピュータとは、セキュアな接続のためのデフォルト ポート (ポート 19201) で通信します。エージェント コンピュータがそれとは別のポートに応答する場合は、そのポート番号を -port パラメータで指定する必要があります。
-httpProxy <name> <port> リモート コンピュータとの通信に介在する HTTP プロキシの名前とポート番号。
-socksProxy <name> <port> リモート コンピュータとの通信に介在する SOCKS プロキシの名前とポート番号。
-pwdService <password> リモート コンピュータ上のエージェント ソフトウェアを許可のないアクセスから保護するためのパスワード。
-userAgent <user> エージェントを実行するユーザー。
-pwdUserAgent <password> リモート エージェント コンピュータにログインするパスワード。
-package <package file name> リモート エージェント インストーラ パッケージ ファイルの名前。このパラメータは、リモート エージェントにホットフィックスをインストールする場合に設定する必要があります。また、ホットフィックス ファイルの EXE の名前と一致させる必要があります。ホットフィックス パッケージが perfRsManager と同じフォルダにない場合は、完全修飾パスで名前を指定してください。
-silkInstallPath <path> リモート エージェント コンピュータのターゲット インストール パス。例:-silkInstallPath "C:\Silk\Silk Performer"
-silkWorkingDir <path> リモート エージェント コンピュータの作業ディレクトリ。例:-silkWorkingDir "C:\WorkingDir"
-installNetworkEmulationDriver ネットワーク エミュレーション機能をインストールするには、このパラメータを使用します。
-stopSilkExecutionServer Silk 実行サーバーが実行中の場合には、停止してから開始します。

使用例

perfRsManager -i -host deepblue
perfRsManager -i -host deepblue -log -domain intra
              -user nobody -pwdUser 1234
perfRsManager -i -host deepblue -user alex -domain test
              -pwdUser 1234
perfRsManager -i -host 192.168.20.11
perfRsManager -i -host deepblue -log -ssl -port 19251
              -socksproxy 192.168.20.111 1080
              -pwdService 1rt34xy
perfRsManager -r -host deepblue -httpproxy proxy1 8080 -log
perfRSManager -u -host deepblue -user alex -pwdUser 1234 -domain test
              -package "c:\temp\silkperformer-19.5-hf1.exe"