ブラウザ シミュレーション設定を構成する

  1. Silk Performerプロジェクト ツリーで プロファイル ノードを展開します。
  2. 構成対象のプロファイルを右クリックして、プロファイルの編集 を選択します。
    ヒント: あるいは、メニュー バーから 設定 > アクティブ プロファイル を選択することもできます。

    プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに 再生 カテゴリが表示されます。

  3. ショートカット リストで Web アイコンをクリックします。
  4. シミュレーション タブをクリックします。 シミュレーション 領域を使用して、Web サイトを訪問するユーザーの現実的なシミュレーションのためのオプションを設定します。
  5. トランザクションのたびに、仮想ユーザーにブラウザ エミュレーションをリセットさせるには、トランザクションごとにユーザーの動作をシミュレートする チェック ボックスをオンにします。 選択した追加オプションに応じて、Silk Performer は、Web サイトを初めて訪問したユーザー、またはそのサイトを再訪問したユーザーのいずれかをシミュレートします。 サイトを初めて訪問したユーザーの場合は、永続クッキーが設定されておらず、ドキュメントもキャッシュされていません。一方、サイトを再訪問したユーザーの場合は、通常、再訪問までの間にブラウザを閉じたとしても、ドキュメントがキャッシュされ、永続クッキーが設定されています。 このオプションを無効にすると、仮想ユーザーは、テストが終了するまで閉じられることのない Web ブラウザをエミュレートします。したがって、複数のトランザクションにわたってキャッシュされた情報が再利用されます。
  6. 初めて Web サイトを訪問したユーザーを実際にシミュレートするには、初めてのユーザー オプション ボタンをクリックします。 トランザクションごとに、永続的な接続は閉じられ、Web ブラウザのエミュレーションがリセットされます。また、ドキュメント キャッシュ、ドキュメント履歴、クッキー データベース、認証データベース、および SSL コンテキスト キャッシュもクリアされます。 このオプションを選択した場合、Silk Performer は、サーバーから全サイト(すべてのファイルを含む)をダウンロードします。
  7. Web サイトを再訪問したユーザーを実際にシミュレートするには、2 回目以降のユーザー オプション ボタンをクリックします。 トランザクションごとに、永続的な接続は閉じられ、ドキュメント履歴、非永続クッキー データベース、認証データベース、および SSL コンテキスト キャッシュがクリアされます。 このオプションを選択した場合、ユーザーはドキュメント キャッシュをクリアしません。 詳細については、『The BDL Function Reference』(英語) のWebSetUserBehavior 関数を参照してください。 ユーザーの許容度をシミュレートするための詳細なオプションを調整するには、ユーザーの許容度 領域を使用します。
  8. スライダを使用して、シミュレートしているユーザーの許容度のレベルを調節します。
  9. カスタマイズ ボタンをクリックして、ユーザー許容度の詳細設定 ダイアログ ボックスを表示すると、選択したユーザー許容度レベルの個々の動作を変更できます。 ロード回数に関連するユーザー許容度を指定するには、ロード回数許容度 領域を使用します。
    1. 一定の時間内にサーバーがまったく応答しない場合の仮想ユーザーの反応を設定するには、データの到着を待つ時間 チェック ボックスをオンにします。 そして、サーバーが応答しない場合の、ユーザーの最大待ち時間を秒単位で指定します。
    2. 最初のドキュメント(ルート)を受信してから一定の時間内に HTML コンテンツが完全にロードされない場合の仮想ユーザーの反応を設定するには、ドキュメントの完了を待つ時間 チェック ボックスをオンにします。 そして、最初のドキュメント(ルート)を受信してから HTML コンテンツが完了しない場合の、ユーザーの最大待ち時間を秒単位で指定します。
    3. HTML コンテンツ(ドキュメント)を受信してから一定の時間内に埋め込みオブジェクトが完全にロードされない場合の仮想ユーザーの反応を設定するには、ページの完了を待つ時間 チェック ボックスをオンにします。 そして、HTML コンテンツ(ドキュメント)を受信してから埋め込みオブジェクトが完了しない場合の、ユーザーの最大待ち時間を秒単位で指定します。
    4. 埋め込みオブジェクトのロード時間が一定の時間を超えた場合の(最後の HTML ドキュメントを受信した時点でタイマーが開始する)仮想ユーザーの反応を設定するには、画像のみのロードを待つ時間 チェック ボックスをオンにします。 そして、埋め込みオブジェクトのロードに対する、ユーザーの最大待ち時間を秒単位で指定します。 最後の HTML ドキュメントがロードされた時点でタイマーが開始します。
    5. タイムアウトが発生して、ページが指定された回数だけ(無制限、または別のタイムアウトが発生するまで)再試行されても、ユーザーが待ち続ける場合は、待ち続ける オプション ボタンをクリックします。
    6. タイムアウトが発生して、ページが指定された回数だけ再試行されたら、ユーザーが停止ボタンを押す場合は、中止する オプション ボタンをクリックします。
    7. タイムアウトが発生して、ページが指定された回数だけ再試行されたら、ユーザーがさらに一定時間待つ場合は、さらに オプション ボタンをクリックします。 この時間が再度切れたら、ユーザーは 停止 ボタンを押します(負荷テストを中止します)。 そして、仮想ユーザーが停止ボタンを押すまでの待ち時間を秒単位で指定します。 ページ上のエラーに関連するユーザー許容度を指定するには、エラー許容度 領域を使用します。
    8. ページ内のエラーに対する仮想ユーザーの反応を設定するには、エラー時に再試行する チェック ボックスをオンにします。
    9. エラーが発生した場合にユーザーが 更新 ボタンを押す頻度を指定します。
    10. ページ内の任意のエラー(たとえば、画像が見つからないなど)に対して、ユーザーが 更新 ボタンを押すようにするには、 ページでのエラーの場合 オプション ボタンをクリックします。
    11. ページのドキュメント部分にエラーが発生した場合(たとえば、フレームが見つからないなど)のみ、ユーザーが 更新 ボタンを押すようにするには、 ドキュメントでのエラーの場合 オプション ボタンをクリックします。
  10. OK をクリックして、ユーザー許容度の詳細設定 ダイアログ ボックスの設定を保存します。
  11. OK クリックして、プロファイル - [<プロファイル名>] ダイアログ ボックスの設定を保存します。