ブラウザ設定を構成する

  1. Silk Performerプロジェクト ツリーで プロファイル ノードを展開します。
  2. 構成対象のプロファイルを右クリックして、プロファイルの編集 を選択します。
    ヒント: あるいは、メニュー バーから 設定 > アクティブ プロファイル を選択することもできます。

    プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに 再生 カテゴリが表示されます。

  3. ショートカット リストで Web アイコンをクリックします。
  4. ブラウザ タブをクリックします。 ブラウザの種類 領域を使用して、ブラウザ固有の設定を行います。
  5. ブラウザ リスト ボックスから、シミュレーションに使用する Web ブラウザを選択します。 この選択により、HTTP リクエストに含まれるヘッダー情報の形式と、シミュレーションに使用するスレッド モデルが決まります。
    注: モバイル Web アプリケーション テスト (iPhone、iPad、Android、Windows Phone または Blackberry) では、記録に使用するユーザー エージェント文字列を変更できます。
  6. 実際のブラウザが行うのと同様に、サーバーごとに接続を制限するには(たとえば、1 サーバー当たり 2 接続、2 サーバー当たり 4 接続など)、サーバーごとの接続数を制限する オプション ボタンをクリックします。
    注: 最大合計接続数 のみが考慮されるので、低レベルの Web API に対してはこのオプションの使用は推奨されません。
    • HTTP 1.0 サーバーへの最大同時接続数 テキスト ボックスで、HTTP 1.0 を使用するサーバーごとの接続数を指定します。
    • HTTP 1.1 サーバーへの最大同時接続数 テキスト ボックスで、HTTP 1.1 を使用するサーバーごとの接続数を指定します。
    • 最大合計接続数 テキスト ボックスで、エミュレートしているブラウザで開くことができる無条件の最大接続数を指定します。正確な接続シミュレーションを実行するには、この値をサーバーごとの設定よりも大きくする必要があります。
  7. 仮想ユーザーごとの接続数を制限する オプション ボタンをクリックし、仮想ユーザーごとの接続数を制限します(たとえば、1 ユーザー当たり 4 接続、2 ユーザー当たり 4 接続など)。
    1. 最大同時接続数 テキスト ボックスで、カスタム ブラウザの場合にクライアントがサーバーと確立できる同時接続の最大数を指定します。 サーバーでは、各接続に対してさらに多くのシステム リソースを割り当てる必要があるため、接続数が増加するとサーバーのパフォーマンスは低下します。Web ブラウザと同様、Silk Performer は、データの送受信を同時に行うために、接続ごとに 1 つのスレッドを使用します。シングルスレッド(同期)オペレーションの場合は、この値を [1] に設定します。マルチスレッド シミュレーションの場合は、[2] から [32] の間の値を選択します。
      注: 選択したブラウザごとに値があらかじめ定義されています。ブラウザ リスト ボックスから Custom を選択した場合は、最大同時接続数 のみ編集できます。
    2. シングルスレッドを使用してスクリプトを再生するには、シングルスレッド オプションを選択します。 この設定を選択すると、すべて低レベルの Web 関数が強制的に同期的に実行されます。
  8. HTTP のバージョン リスト ボックスから、シミュレートするブラウザの HTTP バージョンを選択します。これは通常、HTTP/1.0 です。
  9. HTTP/HTTPS に対して「キープアライブ」を設定するには、キープアライブのセマンティクス チェック ボックスをオンにします。キープアライブは、リクエストやレスポンスが終了した後も接続を維持したままにする機能です(ただし、ブラウザとサーバーの両方がそれをサポートしている場合)。
  10. Silk Performer を利用して、サーバーから受信した圧縮データをデコードするには、コンテンツのエンコーディング をオンにします。 このオプションが有効になっていると、Silk PerformerAccept-Encoding ヘッダーを送信して、エンコードされたデータを受信可能であることをサーバーに通知します(gzip および圧縮デフレーション法による)。
  11. ユーザー エージェント テキスト ボックスで、カスタム ブラウザを使用したときにサーバーに送信するユーザー エージェント情報を指定します。 これは通常、プラットフォーム情報を含むブラウザ名です。この文字列は、Silk Performer の低レベルの Web 関数を使用して送信される HTTP リクエスト ヘッダー User-Agent: に使用されます。
  12. 受け付け テキスト ボックスには、サーバーから、カスタム ブラウザを使用するクライアントに送信できるドキュメント タイプを指定します。 この文字列は、Silk Performer の低レベルの Web 関数を使用して送信される HTTP リクエスト ヘッダー Accept: に使用されます。
  13. 追加 HTTP ヘッダー テキスト ボックスには、正確な構文を使用して 1 つ以上の追加ヘッダーを指定できます(カスタム ブラウザの場合)。ヘッダーごとに 1 行使用します。 これらのヘッダーは、Silk Performer の低レベルの Web 関数を使用して送信される各リクエストの後ろに付加されます。
  14. OK をクリックして、設定を保存します。