セッション ID の識別

セッション ID は、記録セッションと再生セッションで異なりますが、記録 TrueLog と再生 TrueLog を比較すれば、セッション ID を簡単に識別できます。

セッション ID は、TrueLog Explorer を利用して簡単に見つけることができます。ワークフロー バーの セッション処理のカスタマイズ をクリックすると、開いている再生 TrueLog に関連付けられた記録 TrueLog ファイルが自動的に表示されます。記録 TrueLog と再生 TrueLog を 1 行ごとに読むことによって、記録スクリプトと再生スクリプト間の HTML レスポンスの違いを簡単に識別できます。
注: 差分 ビューに差分リストが自動的に表示されるので、手動で 1 行ごとに読む必要はありません。

記録セッションからのサーバー レスポンス データ内のフレーズの違いが、Web API 呼び出しの URL や、スクリプトの DCLFORM セクションに含まれるフォーム フィールドでも見つかった場合は、セッション ID をカスタマイズする必要があります。

記録セッションから返されたデータと、再生セッションから返されたデータとの差分すべてが、セッションのカスタマイズに関連するとは限りません。セッションのカスタマイズを検討する必要があるのは、記録セッションと再生セッションとの差分がスクリプトに埋め込まれている場合だけです。これは、差分 ビューの黄色の警告メッセージと BDL 出現数 列 (0 より大きい値である場合) によって示されます。

差分 ビューでは、カスタマイズが必要だと思われる差分にはオレンジ色の感嘆符が付きます。カスタマイズが必要ないと思われる差分には、青い疑問符が付きます (HTML 内のそのような文字列の出現箇所を置換することはお勧めしません。そのような文字列用の解析関数を挿入することはできますが、置換は行われません)。青い感嘆符は、情報コメントのみの場合です。