統合の強化

Silk Performer 21.0 では、統合が強化され、プロジェクトのアップロード ウィザード、コマンドライン ツール、サードパーティ プラグインの GUI レス環境のサポートなどが新たに提供されるようになりました。

LoadRunner Enterprise および LoadRunner Cloud へのプロジェクトのアップロード

Silk Performer のウィザードを使って、Silk Performer プロジェクトを LoadRunner Enterprise および LoadRunner Cloud にアップロードできるようになりました。LoadRunner Enterprise および LoadRunner Cloud が提供する統合機能により、LoadRunner 環境で Silk Performer ワークロードを定義し、実行できるようになります。

新しいコマンドライン ツール - PerfProj および PerfExec

Silk Performer に 2 つの新しいコマンドライン ツール PerfProj.exePerfExec.exe が追加されました。 これにより、CI 環境上での Silk Performer プロジェクトの実行や、設定の変更を容易に行えるようになりました。標準ホスト、ポート、エージェント、結果フォルダなど、コマンドライン引数で指定して設定できます。コマンドラインの詳細は、コマンドの引数として /? を指定して実行すると表示されます。

サードパーティ プラグインの GUI レス環境のサポート

Silk CentralLoadRunner EnterpriseLoadRunner Cloud、Jenkins、コマンドラインなどの GUI レス環境でプロジェクトを実行するときに、サードパーティ プラグイン(Dynatrace や InfluxDB など)を利用できるようになりました。

JUnit 形式の結果ファイル

Silk Performer で JUnit 形式の結果ファイルを生成できるようになりました。 これにより、多くの CI ツールで自動的に結果が整形表示されます。結果ファイルには、発生したエラーや、パフォーマンス レベルを満たしていない場合の警告が含まれます。

Jenkins プラグインの 64 ビット Java のサポート

Silk Performer Jenkins プラグインが 64 ビット Java 上で動作するようになりました。

BMC Helix Monitor へのプロジェクトのアップロード

Silk Performer のウィザードを使って、プロジェクトを BMC Helix Monitor にアップロードできるようになりました。