ブラウザ駆動型負荷テストの強化

ブラウザ駆動型負荷テストに対して次の強化が行われました。

Chrome、Firefox、Edge、Opera ブラウザを使用したブラウザ駆動型スクリプトの記録

Silk Performer では、Firefox、Chrome、Edge、Opera を使って、ブラウザ駆動型スクリプトを記録できるようになりました。この機能では、Silk Test スクリプトまたは Selenium スクリプトを記録するための機能テスト ツールである Silk WebDriver を使用します。Silk Performer 21.0 以降では、このツールを使ってブラウザ駆動型 BDL スクリプトを生成できます。

Chrome、Firefox、Edge、Opera ブラウザで利用可能な Locator Spy

ツール メニューから起動する Locator Spy を使って、Internet Explorer 以外のサポート対象のブラウザに対するロケーターを生成、変更できます。

エージェント上での Silk WebDriver の更新

システム 設定の エージェント プール タブでエージェントを選択してコンテキスト メニューを開き、WebDriver の更新 を選択すると、エージェント上の Silk WebDriver を更新できます。また、要約 ページから Silk WebDriver を更新することも可能です。

BrowserTypeKeys での遅延パラメータの指定

BDL 関数 BrowserTypeKeys に、遅延パラメータが追加され、キーストローク間の遅延時間を指定できるようになりました。

TTI 決定要素の表示

TrueLog Explorer情報 タブに、操作開始時間(TTI)を決定する要素が表示されるようになりました。

DOM 属性値の最大長

ブラウザ駆動型スクリプトに対して、無視または優先する DOM 属性名などの設定を Silk Performer で行えるようになりました。また、DOM 属性値の最大長も設定できるようになりました。指定した値より長い属性値は、切り捨てられます。

コマンドライン引数を指定したブラウザの起動

Internet Explorer 以外のサポート対象に対して、プロファイルの設定でコマンドライン引数をカスタマイズできるようになりました。