Oracle Forms オプションを設定する

Oracle Forms 固有の設定を使用すると、再生中に Silk PerformerOracle Forms クライアントとやり取りする方法を変更できます。

  1. Silk Performerプロジェクト ツリーで プロファイル ノードを展開します。
  2. 構成対象のプロファイルを右クリックして、プロファイルの編集 を選択します。
    ヒント: あるいは、メニュー バーから 設定 > アクティブ プロファイル を選択することもできます。

    プロファイル - [<プロファイル名>] - シミュレーション ダイアログ ボックスが開きます。左側のショートカット リストに 再生 カテゴリが表示されます。

  3. ショートカット リストから Oracle Forms アイコンをクリックします。
  4. 全般 ページで、Oracle Forms サーバーが受け付ける接続タイプを反映する 接続モード 設定を選択します。 Oracle Forms クライアントは、SocketHTTP、または HTTPS を経由してサーバーと通信できます。
    注: この設定は、BDL 関数呼び出し OraFormsSetConnectMode(connectMode) により上書きできます。
    • Oracle Forms サーバーをソケット モード用にセットアップする場合、ソケット モード オプション ボタンをクリックします。
    • HTTP 接続用に構成されている Oracle Forms サーバーの場合、HTTP モード オプション ボタンをクリックします。
    • セキュアな HTTP 接続用に構成されている Oracle Forms サーバーの場合、HTTPS モード オプション ボタンをクリックします。
  5. 接続タイムアウト テキスト ボックスには、例外をレポートする前に、エミュレートされるクライアントがサーバーとの通信の確立を試行する長さを指定するため、タイムアウト時間 (秒) を指定します。
  6. その他のランタイム設定を構成するために、オプションで、仮想ユーザーからサーバーにハートビート メッセージを指定の間隔で送信させることができます。これは、長い思考時間の期間中など、Oracle Forms クライアントが長時間サーバーと通信していない場合などに、役に立ちます。ハートビートを有効にする チェック ボックスをオンにして、周期 フィールドにその間隔 (秒) を入力します。
  7. アプリケーション タイマを自動的に待機する チェック ボックスをオンにすると、各関数呼び出しの後、アプリケーション タイマの期限切れを待つよう再生エンジンに指示します。
  8. アプリケーション タイマとウィンドウ タイムアウト テキスト ボックスには、アプリケーション タイマとウィンドウ表示の期限切れの最大待ち時間を指定します。時間設定 (秒) を入力します。 再生エンジンは各関数呼び出しの後、タイマの期限切れを待ちます。関数 OraFormsWaitForTimer を使用して、アプリケーションにタイマの期限切れを待たせることができます。最大待ち時間は、この設定で指定した時間です。関数 OraFormsWaitForWindow を使用して、アプリケーションにウィンドウの表示を待たせることができます。この設定は、ウィンドウが表示されるまでの最大待ち時間を指定します。
  9. Oracle Forms サーバーでは、特定のクライアントを解放できます。Oracle Forms 設定を指定して、Oracle Forms クライアント バージョンを指定します。 Oracle Forms クライアントは、Oracle Forms サーバーに接続するときに必要なバージョンを送信します。テスト アプリケーションがさまざまなサーバー バージョンで配置されている場合、複数のプロファイルを作成して、この設定を変更します。
    注: この設定は、BDL 関数呼び出し OraFormsSetInt("INITAL_VERSION", theVersion) により上書きできます。
  10. ログ タブをクリックします。 ここでは、再生中に値をログに記録する追加プロパティを指定できます。
  11. ログ レベル リスト ボックスから、仮想ユーザー ログのログ レベルを選択します。
    • なし - TrueLog は生成されますが、Oracle メッセージは記録されず、ログ ファイルのコントロールに関する詳細情報は書き込まれません。
    • エラー - なし ログ レベルに加え、再生中に発生したエラーが記録されます。
    • 通常 - エラー ログ レベルに加え、Oracle メッセージが TrueLog およびログ ファイルに記録されます。
    • デバッグ - 通常 ログ レベルに加え、TrueLog Explorer受信本文 および 送信本文 タブなどに、コントロール メッセージに関する詳細情報が記録されます。この情報は、スクリプトの試行の実行と比較する場合に、ユーザーのスクリプトをカスタマイズし、デバッグするのに役に立ちます。再生中に問題を検出し、分析のためにログ ファイルを Micro Focus SupportLine に送信する必要がある場合にも、使用する必要があります。
    アプリケーションのコントロールごとに TrueLog で記録される追加のプロパティも、定義できます。このようなプロパティは、その内部名を使用して定義する必要がある Oracle Forms 内部プロパティです。ほとんどの場合、デフォルトのプロパティ (名前、値) がコントロールごとに記録されるため、この機能を使用する必要はありません。OraForms.bdh ファイルには、すべての内部プロパティの完全な一覧が含まれます。そのほとんどはコントロールによっては使用されませんので、定義する場合でも通常は無視されます。
  12. 追加プロパティ テキスト ボックスでは、仮想ユーザーが値をログに記録するその他のプロパティを指定します。
    • 追加 をクリックすると 追加プロパティ ダイアログが開くので、再生中に値をログに記録するプロパティを追加します。
    • 編集 をクリックすると 追加プロパティ ダイアログが開くので、選択したプロパティを編集します。
    • 削除 をクリックすると、選択したプロパティを削除します。削除確認ダイアログで はい をクリックします。それ以降、このプロパティの値はログに記録しません。
  13. 測定 タブをクリックします。 ここでは、カスタムな測定レベルを指定します。デフォルトでは、テスト実行中に使用可能なパフォーマンス指標がすべて収集されます。
  14. すべてのコントロールの、すべてのタイマとカウンタを有効にする チェック ボックスをオンにすると、再生中、コントロールでのすべてのアクションについて、すべてのタイマとカウンタを有効にします。 または、すべてのコントロールの、すべてのタイマとカウンタを有効にする チェック ボックスをオフにし、特定のコントロールを コントロール リスト ボックスから選択してから、そのコントロールに適用する特定のタイマ/カウンタ タイプを次の中から選択します。
    • [タイマを有効にする] - 選択したコントロールでのアクション完了にかかる時間を測定します。
    • [ラウンドトリップをカウント] - 選択したコントロールでの各アクションのラウンドトリップ数を数えます。
    • [バイト数をカウント] - 選択したコントロールでの各アクションで送受信したバイト数を数えます。
    • [メッセージをカウント] - 選択したコントロールでの各アクションで送受信したメッセージ数を数えます。
    注: あるいは、すべてのコントロールに適用 ボタンをクリックして、タイマ/カウンタ設定をすべてのコントロールに適用します。
  15. OK をクリックして、設定を保存します。