カスタム WPF コントロール

一般的に、Silk4NET では、すべての標準 WPF コントロールの記録と再生がサポートされています。

Silk4NET は、カスタム コントロールが実装された方法を基にしてカスタム コントロールを処理します。 次の方法を使用してカスタム コントロールを実装することができます。
  • UserControl から派生したクラスを定義する

    複合コントロールを作成する典型的な方法です。 Silk4NET は、これらのユーザー コントロールを WPFUserControl として認識し、含まれるコントロールを完全にサポートしています。

  • ListBox などの標準 WPF コントロールから派生したクラスを定義する

    Silk4NET は、これらのコントロールを派生元の標準 WPF コントロールのインスタンスとして扱います。 ユーザー コントロールの振る舞いがその基底クラスの実装と大きく異なる場合には、子の記録、再生、解決は機能しない可能性があります。

  • テンプレートを使用して視覚デザインを変更した標準コントロールを使用する

    低レベルの再生が機能しない可能性があります。 その場合には、「高レベル」再生モードに切り替えます。

Silk4NET は、一般的に機能テストに無関係なコントロールは除外します。 たとえば、レイアウトを目的として使用されるコントロールは含まれません。 しかし、カスタム コントロールが除外されたクラスから派生している場合、除外されたコントロールを記録/再生の対象とするためには、関連する WPF クラスの名前を指定します。