xBrowser のブラウザ構成の設定

いくつかのブラウザ設定は、テストを継続的に安定して実行するのに役立ちます。設定を変更しなくても Silk4NET は動作しますが、ブラウザ設定を変更するにはいくつかの理由があります。

再生速度を向上させる
読み込みに時間を要する Web ページではなく、about:blank をホーム ページとして使用する
ブラウザの予期しない動作を回避する
  • ポップアップ ウィンドウや警告ダイアログ ボックスを無効にする
  • オート コンプリート機能を無効にする
  • パスワード ウィザードを無効にする
ブラウザの誤動作を防止する
不要なサードパーティ製プラグインを無効にする

以下のセクションでは、対応するブラウザにおけるこれらの設定場所について説明します。

Internet Explorer

ブラウザ設定は、ツール > インターネット オプション にあります。以下の表に、調整できるオプションの一覧を示します。

タブ オプション 設定 コメント
全般 ホーム ページ about:blank に設定します。 新しいタブの起動時間を最小限に抑えます。
全般 タブ
  • 複数のタブを閉じるときの警告を無効にします。
  • 新しいタブを作成したとき、新しいタブに切り替えます。
  • 予期しないダイアログ ボックスが表示されないようにします。
  • このようにしないと、新しいタブを開くリンクが正しく再生されない場合があります。
プライバシー ポップアップ ブロック ポップアップ ブロックを無効にします。 Web サイトで新しいウィンドウを開くことができることを確認します。
コンテンツ オートコンプリート 完全にオフにします。
  • 予期しないダイアログ ボックスが表示されないようにします。
  • キー入力するときに予期しない動作を回避します。
プログラム アドオンの管理 最低限必要なアドオンのみを有効にします。
  • サードパーティ製アドオンにはバグが含まれていることがあります。
  • Silk4NET と互換性がない可能性があります。
詳細設定 設定
  • Internet Explorer の更新について自動的に確認する を無効にします。
  • スクリプトのデバッグを使用しない (Internet Explorer) を有効にします。
  • スクリプトのデバッグを使用しない (その他) を有効にします。
  • 自動クラッシュ回復機能を有効にする を無効にします。
  • スクリプト エラーごとに通知を表示する を無効にします。
  • すべての ...警告する 設定を無効にします。
予期しないダイアログ ボックスが表示されないようにします。
注: 100% 以外の拡大レベルを使用して Internet Explorer で Web アプリケーションを記録すると、期待通り機能しない可能性があります。Internet Explorer で Web アプリケーションに対する操作を記録する前に、拡大レベルを 100% に設定してください。

Mozilla Firefox

Mozilla Firefox のブラウザ設定を変更する必要はありません。 Silk4NET により、適切なコマンドライン パラメータが指定され、自動的に Mozilla Firefox が起動します。

注: Web アプリケーションのテスト時に予期しない動作を避けるため、Mozilla Firefox の自動更新を無効にします。詳細については、『Stop automatic updates』を参照してください。

Google Chrome

Google Chrome のブラウザ設定を変更する必要はありません。Silk4NET により、適切なコマンドライン パラメータが指定され、自動的に Google Chrome が起動します。

注: Web アプリケーションのテスト時に予期しない動作を避けるため、Google Chrome の自動更新を無効にします。詳細については、『Turning Off Auto Updates in Google Chrome』を参照してください。