選択したポイントでのスクリプト再生の停止

スクリプトの再生中に特定のポイントで停止して、デバッグ モードに入るようにスクリプトを構成できます。再生中にスクリプトが停止するように設定するポイントのことを、ブレークポイントと呼びます。ブレークポイントにより、デバッグしやすいように再生を管理でき、スクリプトが失敗する箇所を切り分けるのに役立ちます。ブレークポイントを使用すると、スクリプトにエラーがない場合でも、スクリプトがどのように再生されるかを分析できます。ブレークポイントを設定すると、再生はブレークポイントで停止し、デバッグ モードに入ります。

ブレークポイントの設定により、確認したい特定のポイントまでスクリプトを再生できるようになります。ブレークポイントは、再生を停止したい特定の行に設定します。たとえば、変数に含まれるデータの状態を 変数の監視 ウィンドウで確認したいポイントに設定します。再生は最初のブレークポイントまで実行され、スクリプトに続行を指示するまで中断されます。

  1. ブレークポイントを設定するスクリプトを開きます。
  2. 再生を停止する行をクリックします。
  3. デバッグ > ブレークポイントの設定/クリア.番号の横の列に、ブレークポイント アイコンが表示されます。再生は、設定されたブレークポイントまで実行されます。再生がブレークポイントで停止すると、スクリプトのブレークポイント行が黄色で強調表示され、その行を指す黄色の矢印が表示されます。
デバッグでは、再生中に行の実行を制御できます。また、特定の行まで再生を実行したり、特定の行から再生を開始したりするように、スクリプトを構成することもできます。
ヒント: ブレークポイントが設定された行を選択し、F9 を押すと、選択した行からブレークポイントが削除されます。Ctrl+Shift+F9 を押すと、スクリプトからすべてのブレークポイントが削除されます。