カスタム コントロールのサポート

Silk Test Workbench は、次のテクノロジ ドメインに対する UI のカスタム コントロールの管理をサポートします。
  • Win32
  • Windows Presentation Foundation (WPF)
  • Windows Forms
  • Java AWT/Swing
  • Java SWT

Silk Test Workbench が専用サポートを提供していないカスタム コントロールに対応するカスタム クラスを作成するには、以下を実行します。

  1. ツール > カスタム コントロールの管理 をクリックします。 カスタム コントロールの管理 ダイアログ ボックスが開きます。
  2. カスタム コントロール用 .NET スクリプト フィールドで、任意の名前を入力するか、参照 をクリックして、カスタム コントロールを含めるスクリプト を選択します。
    カスタム コントロール用の .NET スクリプトは、Common プロジェクトに保存されます。すべての新しいデータベースに対して、デフォルトの .NET スクリプトは CustomControlScript という名前です。このスクリプトは、ユーザーが最初にデータベースにログインしたときに自動的に作成されます。
    注: .NET スクリプトは必須です。カスタム コントロール用 .NET スクリプト フィールドでスクリプトが選択されていない場合、OK ボタンは使用できません。ボタンを有効にするには、スクリプトを選択します。既存のデータベースの場合、Common プロジェクトの書き込み権があり、カスタム コントロール セット用の .NET スクリプトがない場合には、Silk Test Workbench は Common プロジェクトに新しいスクリプトを保存しようとします。CustomControlScript という名前のスクリプトが既に存在し、Common プロジェクトの書き込み権がある場合、Silk Test Workbench はスクリプトの名前の終わりに番号を追加してスクリプトを保存しようとします (CustomControlScript2CustomControlScript3 など)。
  3. 新しいカスタム クラスを作成するテクノロジ ドメインのタブをクリックします。
  4. コントロールを自動的に選択する場合は、識別 をクリックして Silk Test Workbench を識別モードに切り替えると、通常通りにコントロールを選択できるようになります。カスタム コントロールのクラス名Silk Test 基本クラス フィールドは、特定されたコントロールに基づいて、現在のタグに入力されます。それ以外の場合、以下の 追加 ステップを続けます。
  5. 追加 をクリックします。 新しい行がカスタム コントロールのリストに追加されます。
  6. カスタム コントロールを手動でリストに追加するように選択した場合は、以下を実行します。
    1. Silk Test 基本クラス 列で、クラスの取得元となる既存の基本クラスを選択します。 このクラスは、ご使用のカスタム コントロールのタイプに最も一致率が高くなければなりません。
    2. カスタム コントロール クラス名 列に、マップしているクラスの完全修飾クラス名を入力します。 たとえば、Infragistics.Win.UltraWinGrid.UltraGrid です。クラス名には、ワイルドカード ? および * を使用できます。
    3. Win32 で作業していて、クラスの参照方法を変更する場合は、次の列のチェック ボックスをオンにします。チェック ボックスをオフにした場合、名前はデフォルトで Silk Test 基本クラスと同じになります。 Silk Test クラス 列が有効になります。
    4. Silk Test クラス 列で、F2 をクリックし、クラスの参照に使用する名前を入力します。 この名前は、ロケーターに表示されます。たとえば、//Control[13] でなく //UltraGrid を入力します。
      注: 有効なクラスを追加すると、そのクラスは Silk Test 基本クラス リストで使用できるようになります。追加したクラスは、基本クラスとして再使用できます。
  7. Win32 アプリケーションの場合のみ:クラスの宣言を使用する 列で、値を False に設定して、カスタム コントロール クラスの名前を標準 Silk Test クラスの名前に単純にマップします。 カスタム コントロール クラスを標準 Silk Test クラスにマップすると、テストの際に標準 Silk Test クラスでサポートされている機能を使用できます。カスタム コントロール クラスのクラス宣言を追加して使用する場合は、この値を True にします。
  8. OK をクリックします。
  9. スクリプトの場合のみ:
    1. カスタム コントロール用のクラスにカスタム メソッドおよびプロパティーを追加します。
    2. スクリプト内で新しいクラスのカスタム メソッドおよびプロパティーを使用します。
      注: カスタム メソッドおよびプロパティは記録されません。
注: スクリプト ファイル内のカスタム クラスまたは基本クラスの名前を変更しないでください。スクリプト内に生成されたクラスを変更した場合、予期しない動作を起こすことがあります。カスタム クラスにプロパティおよびメソッドを追加する場合にのみスクリプトを使用してください。それ以外の変更をカスタム クラスに加える場合は カスタム コントロールの管理 ダイアログ ボックスを使用してください。