ビジュアル テストでの式を使用したアクティブ データの更新

ビジュアル テストに関連付けられているアクティブ データ ファイルのデータは、ビジュアル テスト内で更新することができます。これを行うには、式デザイナ を使用して、データの指定、更新を行います。更新されたデータを変数に保存してその変数をビジュアル テストで使用したり、元のアクティブ データ ファイルに保存したりできます。

  1. ビジュアル テストで、作成する式で使用する任意のローカル変数を作成します。
  2. ビジュアル テストで、作成する式で使用するデータ列を含むアクティブ データ資産を関連付けます。
  3. 式ステップを作成する場所の直前のステップを選択します。
    ヒント: アクティブ データ ファイルのデータを使用する式は、アクティブ データを使用する繰り返しロジックの外側を含め、ビジュアル テスト内の任意の場所に配置できます。ただし、式で更新されたデータをアクティブ データ列の元の行にそれぞれ保存する場合は、繰り返しロジック内でデータを更新するステップの直後に配置する必要があります。Expression ステップを繰り返しロジックのあとに配置すると、アクティブ データ ファイルで最後にアクセスされた行のデータのみが更新されます。
  4. 挿入 > を選択します。 式デザイナ ダイアログ ボックスが開きます。
  5. 式デザイナ ダイアログ ボックスを使用して、アクティブ データ ファイルの列のデータを更新する式を作成します。 列内のアクティブ データを更新し、内容を同じ列に戻すには、式デザイナ ダイアログ ボックスの 式エディタ を使用して値を更新してから、式の内容を同じ列に戻します。 たとえば、式エディタ でデータ ファイルの「Gender」という列(列は string データ型で、値は「M」または「Fem」)を入力として使用する場合、式エディタ で、データに「ale」を追加して「Male」または「Female」にします。その後、データはダイアログ ボックスの 出力 セクションに示された同じ列に戻されます。
  6. 式を作成してテストしたあと、式デザイナ ダイアログ ボックスで OK をクリックします。 Silk Test Workbench によって、選択したステップのあとに 式: ステップが挿入されます。
    ヒント: 作成したあとで式を編集するには、式: ステップを選択し、ステップの プロパティを選択して、式デザイナ をクリックし、式デザイナ ダイアログ ボックスを使用して式を編集します。
式で更新されたアクティブ データは、再生が正常に完了した時点で元のアクティブ データ ファイルに自動保存されます。ただし、元のアクティブ データ ファイルに更新内容を即時保存するステップを作成したり、保存を取り消して更新されたデータの保存を回避するステップを作成したりすることもできます。