式デザイナを使用した式の定義

式デザイナ ダイアログ ボックスを使用して、ビジュアル テストの機能を拡張する式を作成または編集できます。式は、ローカル変数、予約された変数、アクティブ データ資産、演算子、および文字列、数値、またはオブジェクトを返す関数を組み合わせて作成します。詳細については、「式デザイナ」を参照してください。

  1. ビジュアル テストを開きます。
  2. テスト ステップ ペインで、式を挿入する場所の直前のテスト ステップを選択します。
  3. メニュー バーから、挿入 > を選択します。 式デザイナ が開きます。
  4. 出力 リストで、式の結果を格納するローカル変数またはアクティブ データ資産を選択します。 ビジュアル テストに関連付けられたローカル変数とアクティブ データ資産のみがリストされます。新しく作成した変数とアクティブ データ資産は、ビジュアル テストに自動的に関連付けられます。
    注: 式を プロパティ ペインのプロパティの値として作成する場合は、出力 リストは表示されません。
  5. 省略可能:既存のアクティブ データ資産を選択したり、新しい変数またはアクティブ データ資産を作成したりするには、出力 リストの隣にある 選択 をクリックします。 以下のいずれか 1 つを選択できます。
    • ローカル変数の新規作成 を選択すると、ローカル変数の追加 ダイアログ ボックスを使用して、ビジュアル テスト用のローカル変数を作成できます。作成したローカル変数はすべて、出力 リストに表示され、式の結果を格納するために使用できます。
    • アクティブ データの新規作成 を選択すると、新しいアクティブ データ資産を作成して、ビジュアル テストに関連付けることができます。
    • 既存のアクティブ データとの関連付け を選択すると、アクティブ データの参照 ダイアログ ボックスを使用して、既存のアクティブ データ資産をビジュアル テストに関連付けることができます。
    出力 リストには、関連付けられたアクティブ データ資産の一部であるアクティブ データ ファイルの列名も表示され、式の結果を格納するために使用できます。
  6. エディタ ウィンドウを使用して、式を作成および編集します。 式には、リテラル値、変数、アクティブ データ列、演算子、および関数を含めることができます。
    1. 式に変数をすばやく追加するには、変数の選択(ローカルまたは予約) リストから目的の変数を選択し、追加 ボタンをクリックします。
    2. 省略可能:新規作成 をクリックすると、ローカル変数の追加 ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスでは、新しい変数を作成して、それをビジュアル テストに自動的に関連付けることができます。
    3. アクティブ データ フィールドを追加するには、アクティブ データ フィールドの選択 リストから目的のアクティブ データ フィールドを選択し、として追加 ボタンをクリックしてデータ型を選択します。 エディタ ウィンドウでのアクティブ データ フィールドの構文は、以下のとおりです。
      [プロジェクト名].[アクティブ データ名].データ型("列名")
      サポートされているデータ型は、以下のとおりです。
      テキスト

      選択された アクティブ データ 列のデータは、式内でテキスト データとして使用されます(String データ型)。

      数値 (Long)

      選択された アクティブ データ 列のデータは、式内で数値データとして使用されます(Long データ型)。

      数値 (Double)

      選択された アクティブ データ 列のデータは、式内で数値データとして使用されます(Double データ型)。

      ブール値

      選択された アクティブ データ 列のデータは、式内で True または False として評価されます。(Boolean データ型)。

      数値 (Long Long)

      選択された アクティブ データ 列のデータは、式内で 64 ビット整数値(-9223372036854775808 から 9223372036854775807 の範囲)として使用されます。

      列挙

      選択された アクティブ データ 列のデータは、式内で一連の値として使用され、1 から n まで順番に番号が付けられます。このデータ型は、パラメーターとして列挙が必要な一部のユーザー インターフェイスで使用されます。たとえば、SAP SendVKey は送信するキーとして整数の列挙値を想定しています。限られた個数の一意の値のみを式に保持する場合は、列挙型を宣言します。ビジュアル テストで使用するためのカスタム列挙を作成することはできません。

      列挙には、64 ビット整数(-9223372036854775808 から 9223372036854775807 の範囲)が格納されます。ただし、UI では 64 ビットの列挙がサポートされていますが、エンジンでは 32 ビットの列挙のみがサポートされています(将来のリリースでは、エンジンでも 64 ビットの列挙がサポートされる予定です)。

    4. 新しいアクティブ データ資産を作成したり、既存のアクティブ データ資産を選択したりするには、選択 をクリックして目的のオプションを選択します。 新しいアクティブ データ資産は、ビジュアル テストに自動的に関連付けられます。
  7. テスト をクリックして、式の有効性を評価します。 テストの結果が テスト結果 ウィンドウに表示されます。
  8. 省略可能:エディタ ウィンドウの内容全体を消去するには、クリア をクリックします。
  9. OK をクリックします。