新しいブラウザ ウィンドウで開くスクリプトの構成

スクリプト用に既存のブラウザ ウィンドウを使用するのではなく、別のブラウザ ウィンドウを開く場合があります。たとえば、Silk Central Test Manager から Silk Test Workbench スクリプトを実行する場合には、スクリプトは既存の Silk Central ウィンドウを使用します。Silk Central に戻るには、ユーザーはブラウザ ウィンドウで 戻る をクリックする必要があります。Silk Central から実行するテスト用に別のブラウザ ウィンドウを開くスクリプトを構成すると、この動作を回避できます。

  1. アプリケーションを起動するコードを含めるスクリプトを開きます。
  2. スクリプトで基本状態を使用する場合は、以下のステップを実行します。
    1. プロパティ ペインで、アプリケーション構成 カテゴリに移動します。
    2. 変更するアプリケーション構成をダブルクリックします。 アプリケーション構成の編集 ダイアログ ボックスが開きます。
    3. 基本状態の実行 チェック ボックスをオフにします。
  3. スクリプトの先頭に Imports System.Diagnostics と入力します。
  4. アプリケーションを新しいプロセスとして定義するには、以下のように入力します。
     Dim applicationProcess As New Process() 
    applicationProcess は、起動するアプリケーションの名前です。 たとえば、Internet Explorer を起動するには、以下のように入力します。
    Dim ieProcess As New Process()
  5. 以下のコードを入力して、アプリケーションのフル パスを定義します。
    Dim psi As New ProcessStartInfo()
    psi.FileName = "applicationexecutable.exe"
    applicationexecutable.exe は、テスト アプリケーションを起動する実行可能ファイルの名前です。 たとえば、Internet Explorer を起動するには、以下のように入力します。
    Dim psi As New ProcessStartInfo()
    psi.FileName = "C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"
    注: テストするアプリケーションの実行可能ファイルが Silk Test Workbench と同じディレクトリにある場合は、フル パスを指定する必要はありません。
  6. テストする Web アプリケーションを開くには、ProcessStartInfo.Arguments プロパティを URL に設定します。 たとえば、Internet Explorer を起動してサンプル Web アプリケーションをテストするには、以下の行を Filename 行のあとに追加します。
    psi.Arguments = "http://demo.borland.com/InsuranceWebExtJS/index.jsf"
  7. プロセスを起動するコードを指定します。 たとえば、ieProcess を起動するには、以下のように入力します。
    ieProcess.StartInfo = psi
    ieProcess.Start()
  8. スクリプトを保存します。