オートメーション サポートを使用したカスタム コントロールのテスト

カスタム コントロールに対して、特定のオートメーション サポートを作成できます。この追加のオートメーション サポートによって、記録のサポートおよびより強力な再生のサポートが提供されます。オートメーション サポートを作成するには、テスト アプリケーションを変更し、Open Agent を拡張する必要があります。

Silk Test Workbench でカスタム コントロールをテストする前に、以下のステップを実行します。
  • テスト アプリケーションでのカスタム コントロールの定義
  • オートメーション サポートの実装

テスト アプリケーションを変更してオートメーション サポートを組み込んだあと、以下のステップを実行します。

  1. ビジュアル テストでは、追加の構成は必要ありません。必要に応じて、カスタム コントロールに対してビジュアル テストを記録および再生できます。
  2. スクリプトの場合は、スクリプトを記録して、カスタム コントロールに合わせて手動で変更を加えます。 たとえば、以下のコードでは、オートメーションの委譲に実装されている「Increment」メソッドを使用して、Spinner の値を 3 増分する方法を示しています。
    _desktop.TestObject("//FlexSpinner[@caption='index:1']").Invoke("Increment", 3)
    以下の例は、Spinner の値を 3 に設定する方法を示しています。
    _desktop.TestObject("//FlexSpinner[@caption='index:1']").SetProperty("Value", 3)