追加のブラウザーのバージョンでのテスト

このトピックでは、Silk4J のバージョンに自動的に含まれない WebDriver ベースのブラウザーの追加のバージョンでテストを行う方法について説明します。
注: Silk4J は、ブラウザーの最新のバージョンを自動的にサポートします。ただし、ブラウザーのベンダーが Silk4J のアップデートを必要とする変更を行った場合、このトピックに記述した手順を行っても、新しいブラウザーのバージョンでテストを行うことができない場合もあります。
このトピックで説明されている機能は、 次のブラウザーに対してサポートされます。
  • Google Chrome
  • Microsoft Edge
  • Mozilla Firefox
  1. テストするブラウザーのバージョンに対して適切なドライバーをダウンロードします。
    • Google Chrome の場合、追加の ChromeDriver のバージョンは Downloads - ChromeDriver からダウンロードできます。
    • Mozilla Firefox の場合、追加の geckodriver のバージョンは Releases - mozilla/geckodriver からダウンロードできます。
    • Microsoft Edge の場合、追加の Microsoft WebDriver のバージョンは WebDriver - Microsoft Edge からダウンロードできます。
  2. Silk4J インストール フォルダーの、\ng\WebDrivers\ フォルダーに移動します。
  3. 使用する新しいブラウザーのバージョンのオペレーティング システムに対応するフォルダーを開きます。
    • Microsoft Windows の場合、Windows フォルダーを開きます。
    • macOS の場合、osx64 フォルダーを開きます。
  4. ブラウザーに対して適切なフォルダーを開きます。
    • Google Chrome の場合、Chrome を開きます。
    • Mozilla Firefox の場合、Gecko を開きます。
    • Microsoft Edge の場合、Edge を開きます。
  5. 新しいドライバーのバージョン用に新しいフォルダを作成します。 たとえば、ドライバーが ChromeDriver 2.26 であれば、2.26 という新しいフォルダーを作成します。
  6. ダウンロードしたドライバーを新しいフォルダーで展開します。
  7. Silk4J インストール フォルダーで、\ng\WebDrivers\Common\Config\ フォルダーに移動します。
  8. ブラウザーに対して適切なフォルダーを開きます。
    • Google Chrome の場合、Chrome を開きます。
    • Mozilla Firefox の場合、Gecko を開きます。
    • Microsoft Edge の場合、Edge を開きます。
  9. プロパティ ファイルをテキスト エディターで開きます。 たとえば、Google Chrome の場合、Chrome.properties を開きます。
  10. 新しいブラウザーのバージョンと新しいドライバーのバージョンを次のように追加します。
    <browser version>=<driver version>
    たとえば、Google Chrome 53 でテストする場合、ChromeDriver 2.26 が必要であるため、Chrome.properties ファイルに次の行を追加する必要があります。
    53=2.26
  11. プロパティ ファイルを保存します。