ユーザー データ ディレクトリを使用した Google Chrome のテスト

ホーム ページ、使用するツールバーの設定や保存したパスワード、ブックマークなど、Google Chrome で行ったすべての変更は、ユーザー データ ディレクトリと呼ばれる特別なフォルダに格納されます。

Silk4J を使用して、テスト対象アプリケーションの基本状態にユーザー データ ディレクトリへのパスを指定することによって、Google Chrome ユーザー データ ディレクトリをテストできます。次のコマンド ラインには、プロファイルへのパスが含まれています。
chrome.exe "--user-data-dir=C:/Users/MyUser/AppData/Local/Google/Chrome/User Data"
サンプル Web アプリケーションのプロファイル ディレクトリを設定するには、次のコードを使用できます。
BrowserBaseState baseState = new BrowserBaseState(BrowserType.GoogleChrome, "demo.borland.com\InsuranceWebExtJS");
String myProfileDir = "--user-data-dir=C:\\temp\\SilkTest \"--profile-directory=my user\"";
baseState.setCommandLineArguments(myProfileDir);
desktop.executeBaseState(baseState);
注: Google ChromeSilk4J によって起動されるときには、空のユーザー データ ディレクトリが使用されます。これにより、クリーンな状態でテストが開始されることになります。