SAP メソッドの動的な呼び出し

動的呼び出しを使用すると、テスト対象アプリケーション内のコントロールの実際のインスタンスに関して、メソッドの呼び出し、プロパティーの取得、またはプロパティーの設定を直接実行できます。また、このコントロールの Silk4J API で使用できないメソッドおよびプロパティーも呼び出すことができます。動的呼び出しは、作業しているカスタム コントロールを操作するために必要な機能が、Silk4J API を通して公開されていない場合に特に便利です。

オブジェクトの動的メソッドは invoke メソッドを使用して呼び出します。コントロールでサポートされている動的メソッドのリストを取得するには、getDynamicMethodList メソッドを使用します。

オブジェクトの複数の動的メソッドは invokeMethods メソッドを使用して呼び出します。コントロールでサポートされている動的メソッドのリストを取得するには、getDynamicMethodList メソッドを使用します。

動的プロパティの取得には getProperty メソッドを、動的プロパティの設定には setProperty メソッドを使用します。コントロールでサポートされている動的プロパティのリストを取得するには、getPropertyList メソッドを使用します。

たとえば、テスト対象アプリケーション内のコントロールの実際のインスタンスに関して、タイトルを String 型の入力パラメータとして設定する必要がある SetTitle というメソッドを呼び出すには、次のように入力します:
control.invoke("SetTitle","my new title");
注: 通常、ほとんどのプロパティは読み取り専用で、設定できません。
注: ほとんどのテクノロジー ドメインでは、メソッドを呼び出してプロパティーを取得する場合、Reflection を使用します。

サポートされているメソッドおよびプロパティ

次のメソッドとプロパティを呼び出すことができます。
  • Silk4J がサポートするコントロールのメソッドとプロパティー。
  • SAP オートメーション インターフェイスによって定義されているすべての public メソッド
  • コントロールが標準コントロールから派生したカスタム コントロールの場合、標準コントロールが呼び出すことのできるすべてのメソッドとプロパティー。

サポートされているパラメータ型

次のパラメータ型がサポートされます。
  • すべての組み込み Silk4J

    Silk4J 型には、プリミティブ型 (boolean、int、string など)、リスト、およびその他の型 (Point や Rect など) が含まれます。

  • UI コントロール

    UI コントロールは、TestObject として渡したり、返したりできます。

戻り値

プロパティや戻り値を持つメソッドの場合は、次の値が返されます。
  • すべての組み込み Silk4J 型の場合は正しい値。これらの型は、「サポートされているパラメータ型」のセクションに記載されています。
  • 戻り値を持たないすべてのメソッドの場合、null が返されます。