名前またはインデックスを使用する Flex の Select メソッドの概要

Flex の Select メソッドは、選択するコントロールの Name または Index を使用して記録できます。デフォルトで、Silk4J では、コントロールの名前を使用して Select メソッドが記録されます。ただし、コントロールのインデックスを使用して Select イベントを記録するように環境を変更したり、名前を使用した記録とインデックスを使用した記録を切り替えたりすることができます。

以下のコントロールでは、インデックスを使用して Select イベントを記録できます。

  • FlexList
  • FlexTree
  • FlexDataGrid
  • FlexAdvancedDataGrid
  • FlexOLAPDataGrid
  • FlexComboBox

デフォルト設定は、コントロールの名前を使用する ItemBasedSelection(Select イベント)です。インデックスを使用するには、IndexBasedSelection(SelectIndex イベント)を使用するように AutomationEnvironment を変更する必要があります。これらのクラスのいずれかの動作を変更するには、以下のコードを使用して FlexCommonControls.xml、AdvancedDataGrid.xml、または OLAPDataGrid.xml ファイルを変更する必要があります。これらの XML ファイルは、<Silk Test_install_directory>\ng\agent\plugins\com.borland.fastxd.techdomain.flex.agent_<バージョン>\config\automationEnvironment フォルダにあります。対応する xml ファイルで、以下の変更を行います。

<ClassInfo Extends="FlexList" Name="FlexControlName"  EnableIndexBasedSelection=”true” >

…

</ClassInfo>

この変更では、FlexList::SelectIndex イベントの記録に IndexBasedSelection が使用されています。コードの EnableIndexBasedSelection=false に設定するか、またはこのブール値を削除すると、記録で名前が使用される設定に戻ります(FlexList::Select イベント)。
注: これらの変更内容を有効にするには、アプリケーションを再起動する必要があります。アプリケーションを再起動すると、Silk Test Agent も自動的に再起動されます。