iOS シミュレータ上のネイティブ モバイル アプリケーションのテスト

注: Silk Test Workbench を使用してネイティブ モバイル アプリケーションやハイブリッド アプリケーションをテストするには、ネイティブ モバイル ライセンスが必要です。詳細については、「ライセンス情報」を参照してください。

iOS 上のモバイル アプリケーションのテストにおける前提条件については、「iOS 上のモバイル アプリケーションのテストにおける前提条件」を参照してください。ネイティブ モバイル アプリケーションをテストする際の既知の制限については、「モバイル ネイティブ アプリケーションのテストにおける制限事項」を参照してください。

iOS シミュレータ上のネイティブ モバイル アプリケーション (アプリ) やハイブリッド アプリケーションをテストするには、次のタスクを実行します。
  1. テストする Mac を準備します。 詳細については、「iOS 上でのモバイル アプリケーションのテストのための Mac の準備」を参照してください。
  2. アプリの Xcode プロジェクトで、iOS シミュレータ用にアプリをコンパイルします。 Xcode UI からでも、コマンドラインからでもアプリをコンパイルできます。たとえば、iOS 10.0 で iOS シミュレータ用のアプリをコマンドラインでコンパイルするには、次のコマンドを実行します。
    xcodebuild -sdk iphonesimulator10.0
  3. アプリの .app ディレクトリを .zip ファイルに Zip します。 デフォルトでは、.app ディレクトリは、~/Library/Developer/Xcode/DerivedData ディレクトリにあります。Xcode で File > Project Settings をクリックすれば、ディレクトリがある場所を確認できます。
  4. iOS シミュレータがインストールされている Mac を、Silk Test Workbench がインストールされている Windows マシンに、リモート ロケーションとして追加します。 詳細については、「リモート ロケーションの編集」を参照してください。
    注: Mac にインストールされている 1 つの iOS シミュレータでのみテストを実行できます。複数の Silk Test Workbench ユーザーが、同じ Mac にインストールされている複数の iOS シミュレータ上で同時にテストを実行することはできません。
  5. モバイル アプリケーション用の Silk Test Workbench プロジェクトを作成します。
  6. モバイル アプリケーション用のテストを作成します。
  7. テストで実行する操作を記録します。 記録 ウィンドウを開始すると、アプリケーションの選択 ダイアログ ボックスが開きます。
  8. モバイル タブを選択します。
  9. リストから iOS シミュレータを選択します。
  10. ネイティブ モバイル アプリケーションを選択します。
    • iOS シミュレータ上にアプリをインストールする場合は、参照 をクリックして ZIP 形式のアプリ ファイルを選択するか、アプリ ファイル テキスト フィールドに ZIP 形式のアプリ ファイルへの完全パスを入力します。このパスでは、Silk Test Workbench は HTTP および UNC 形式をサポートします。
    • iOS シミュレータ上に既にインストールされているアプリを使用する場合は、バンドル ID を指定します。
  11. OK をクリックします。 iOS デバイスやシミュレータのテスト中に、スリープ モードに移行してはいけません。画面ロックとパスワードをオフにするには、設定 > Touch ID とパスコード を選択します。
  12. すべての操作の記録を終えたら、記録を停止します。
  13. テストを再生します。
  14. テスト結果を分析します。
注: iOS デバイスと iOS シミュレータの両方でネイティブ モバイル アプリをテストする場合は、サインした .ipa ファイルと ZIP した .app ディレクトリ(ファイル拡張子以外同じ名前)の両方が同じフォルダに作成されている。