Silk Test Workbench コンポーネント間の接続設定

ファイアウォールを介してリモート マシンに接続したり、HTTPS を使って安全にリモート マシンに接続するために、Silk Test Workbench が Information Service や Open Agent との通信に使用するポートを設定できます。

Open Agent が起動すると、Silk Test Workbench およびテストするアプリケーションに対して、使用可能なポートがランダムに割り当てられます。ポート番号は Silk Test Information Service に登録されます。

Information Service は次の情報を Silk Test Workbench に提供します。
  • Silk Test Workbench が Open Agent との接続に使用できるポート番号。通信は、Silk Test Workbench とエージェントとの間で直接行われます。リモート エージェントを使用するシナリオでは、たとえばファイアウォールによって遮断されないためなど、このポートを設定する必要がある場合があります。
  • Information Service がインストールされているマシン上で利用可能なブラウザー。
  • Information Service がインストールされているマシンに接続しているモバイル デバイス。
  • Information Service がインストールされているマシン上で利用可能なエミュレータ。
  • 上記のモバイル デバイスやエミュレータ上で利用可能なモバイル ブラウザー。

デフォルトでは、HTTPS ポート 48561 を使用して Open Agent は Information Service と通信します。デフォルト ポートが利用可能でない場合に機能する代替ポートとして、Information Service の追加のポートを構成できます。デフォルトでは、Information Service は、代替ポートとして 2966、11998、および 11999 を使用します。

大抵の場合、手動でポート番号を設定する必要はありません。ただし、リモート マシン上でテストを実行する場合、ポート番号が競合したり、Silk Test Workbench をインストールしたマシンとテスト マシン間でファイアウォールによって遮断される場合など、Silk Test Workbench とリモート マシン上の Information Service 間の通信に使用するポート番号を設定できます。テストするリモート マシンが複数ある場合は、リモート マシンごとに異なるポート番号を使用することも、すべてのリモート マシンで同じポート番号を使用することもできます。