ドライバ スクリプトの作成

ドライバ スクリプトは、アプリケーションのテストに対するモジュール式アプローチを推進するものです。 完全なテストを実行する 1 つのスクリプトを作成する代わりに、テスト フロー全体のうちの個々の部分をテストする再利用可能なスクリプトを複数作成して、ドライバ スクリプトで各部分を呼び出すようにすることができます。

  1. 新しいスクリプトを記録します。 たとえば、このスクリプトは、テスト アプリケーションを起動したり、ダイアログ ボックスまたはウィンドウを表示したりします。 Web アプリケーションをテストしている場合は、ドライバ スクリプトはブラウザを起動したり、特定の Web ページを表示したりします。
  2. 別のスクリプトを再生する箇所まで到達したら、スクリプトの記録を停止します。
  3. コード ウィンドウで、カーソルを新しい行に移動し、以下のように入力します。
    Workbench.RunScript ("script") 

    script はスクリプト名です。

    適切に設計されたスクリプトは、完了前にテスト アプリケーションを元のテスト サイトに戻します。これは、ドライバ スクリプトが常に停止した箇所から再開できるようにするためです。

    Oracle データベースに格納されるスクリプト名では、大文字と小文字が区別されます。 Oracle データベースから挿入するスクリプトの名前は、データベースでの名前と正確に一致する必要があります。一致していないと、Silk Test Workbench でスクリプトの読み込みに失敗します。
  4. テスト アプリケーション内の別のテスト サイトでスクリプトを再生する場合は、引き続き、テスト アプリケーションを適切な状態にするステップを記録します。 記録を停止し、別の RunScript コマンドを挿入します。
  5. 目的のテストをすべて挿入したら、テスト アプリケーションを閉じるためのステップを記録します。他のテストまたはテスト スイートを実行する場合は、それに適した状態までテスト アプリケーションを戻すためのステップを記録します。