Java AWT/Swing アプリケーションの属性

ロケーターが作成されるとき、属性の種類はアプリケーションが使用するテクノロジ ドメインに基づいて自動的に割り当てられます。 属性の種類と値によって、ロケーターがテスト内のオブジェクトを識別する方法が決定されます。

Java AWT/Swing でサポートされる属性には以下のものがあります。
  • caption
  • priorlabel:隣接するラベル フィールドのテキストによってテキスト入力フィールドを識別します。 通常、フォームのすべての入力フィールドに、入力の目的を説明するラベルがあります。 caption のないコントロールの場合、自動的に属性 priorlabel がロケーターに使用されます。 コントロールの priorlabel 値 (テキスト入力フィールドなど) には、コントロールの左側または上にある最も近いラベルの caption が使用されます。
  • name
  • accessibleName
  • Swing のみ:すべてのカスタム オブジェクトの定義属性は、ウィジェットに putClientProperty("propertyName", "propertyValue") で設定されます。
注: 属性名は、大文字小文字が区別されます (モバイル アプリケーションを除く。モバイル アプリケーションでは、大文字小文字は無視されます)。デフォルトで、属性値では大文字と小文字が区別されますが、他のオプションと同様にこのデフォルト設定は変更できます。ロケーター属性は、ワイルドカード ? および * をサポートしています。