アクティブ データ ファイルのデータのビジュアル テスト データへのマップ

ビジュアル テストでアクティブ データ ファイル内のデータを使用するには、該当するテスト ステップのデータをアクティブ データ ファイル内のデータ列にマップする必要があります。これには、まず目的のアクティブ データ ファイルを含むアクティブ データ資産をビジュアル テストに関連付けます。次に、アクティブ データ ファイルのデータを使用する各ステップを、該当するデータを含むアクティブ データ ファイルの列にマップする必要があります。この手順を使用して、テスト ステップ内のデータをアクティブ データ ファイルのデータにマップします。

注: マップされたデータに対してアクティブ データ ファイルのデータを使用した繰り返しロジックが作成されていない場合は、データをアクティブ データ ファイルのデータ列にマップしても、再生中に列の最初のレコードしか使用されません。
  1. ビジュアル テストで、ビジュアル テストに関連付けられたアクティブ データ ファイルのデータと置き換えるデータを含む最初のステップを選択します。 ステップのプロパティが プロパティ ペインに表示されます。プロパティは、カテゴリ別またはアルファベット順に並び替えることができます。アクティブ データ ファイルのデータを使用した繰り返しロジックがビジュアル テストにすでに作成されている場合は、マップされるデータを含むステップが「アクティブ データを使用して繰り返します」ステップと「繰り返しの終了」ステップの間にネストされている必要があります。
  2. ステップの プロパティ ペインで、置き換えるデータを含むプロパティの値領域をクリックします。
  3. 値領域の 選択 ボタンをクリックして、アクティブ データ をクリックします。 アクティブ データ列の選択 ダイアログ ボックスが開きます。アクティブ データ資産 テキスト ボックスに、ビジュアル テストと関連付けられたアクティブ データ資産が表示されます。アルファベット順の最初の資産の名前がボックスに表示されます。
  4. アクティブ データ資産 テキスト ボックスで、マップするデータを含むアクティブ データ資産の名前を選択します。 選択したアクティブ データ資産のアクティブ データ ファイルの列名が、 リストに表示されます。
    • 選択したアクティブ データ資産のアクティブ データ ファイルが現在元のアプリケーション(テキスト エディタまたは Microsoft Excel)で開かれていると、列名が リストに表示されません。この場合は、元のアプリケーションを閉じ、マップするデータを含むアクティブ データ資産を再度選択します。

    • アクティブ データ資産に対して 最初の行を見出しとして使用 チェック ボックスがオンになっている場合は、データ ファイルの最初の行のデータが列見出しとみなされます。各列の最初の行のデータが、 リストに表示される列名となります。

    • アクティブ データ資産に対して 最初の行を見出しとして使用 チェック ボックスがオフになっている場合は、データ ファイルの最初の行のデータがデータとみなされます。この場合、Silk Test Workbench リスト内の名前に対して英字を順番に使用します(「A」、「B」、「C」)。

    ヒント: アクティブ データ ファイルを作成する場合は、可能なかぎり、名前付きの見出しを使用します。アクティブ データ列の選択 ダイアログ ボックスの リストにわかりやすい列名が表示されると、アクティブ データ ファイルの正しい列にデータをマップしやすくなります。
  5. リストで、選択したプロパティで使用される実際のデータと置き換えるデータを含む列名を選択します。
  6. OK をクリックして アクティブ データ列の選択 ダイアログ ボックスを閉じ、データをマップします。 Silk Test Workbench は、アクティブ データ ファイルの選択されたデータにマップする式を使用して実際のデータを置き換えます。式の構文は以下のとおりです:[[アクティブ データ資産名.データ型]("列名")] 。 ここで、[アクティブ データ資産名.データ型] は、選択されたアクティブ データ資産の名前および選択された列内のデータのデータ型です。ビジュアル テストの場合、アクティブ データ ファイルで使用されるデータは Silk Test Workbench により自動的に解釈されます。データに数字のみが含まれる場合、データ型は Long になります。データに 1 文字以上の英字が含まれる場合、データ型はテキストになります。

    ("列名") は、プロパティのデータがマップされる列の名前です。

    ヒント: リテラル、変数、式、またはアクティブ データを選択して設定した値は、元の値が存在するときにビジュアル テストを保存していた場合にはリセットすることができます。プロパティの値をリセットするには、値領域で 選択 ボタンをクリックして、元のリテラル、変数、式の結果、またはアクティブ データのいずれかのタイプを割り当てます。データ型の元の値がプロパティ値として表示されます。
  7. ビジュアル テストに関連付けられたアクティブ データ ファイルのデータと置き換えるデータを含む他のすべてのテスト ステップについて、以上のステップを繰り返します。 マップされたデータに対してアクティブ データ ファイルのデータを使用した繰り返しロジックが作成されていない場合は、データをアクティブ データ ファイルのデータ列にマップしても、再生中に列の最初のレコードしか使用されません。
    注: 同じビジュアル テストで複数のアクティブ データ資産を使用することができますが、 1 つの繰り返し文内で使用できるアクティブ データ資産は 1 つだけです。