スクリプト内からのスクリプトの参照

よく使用される関数のスクリプトを作成し、別のスクリプトからこのスクリプトを再利用することができます。 そのためには、.NET スクリプト参照の追加 コマンドを使用します。

スクリプトの参照の追加

  1. 別のスクリプトからの再利用または参照する単一のスクリプトを作成します。
  2. 再利用されるスクリプトを呼び出す起動元スクリプトを新規作成します。
  3. プロパティー タブを展開します。
  4. 右クリックして、.NET スクリプト参照の追加 を選択します。
  5. 使用するスクリプトを選択して、OK をクリックします。

スクリプトの例

次のサンプルには、別のスクリプトから参照される、Calculator というスクリプトが含まれています。

注: 次のサンプルには Main() メソッドが含まれていないため、独自に実行することはできません。
Public Class Calculator
  Public Shared Function Add(left As Integer, right As Integer)
		  Return left + right
	 End Function

  Public Shared Function Subtract(left As Integer, right As Integer)
		  Return left - right
	 End Function

  Public Shared Function Multiply(left As Integer, right As Integer)
    Return left * right
  End Function

  Public Shared Function Divide(left As Integer, right As Integer)
    Return left / right
  End Function
End Class

別のスクリプトを作成し、参照として Calculator を追加して (プロパティー タブを展開し、右クリックして、.NET スクリプト参照の追加 を選択して、Calculator を選択)、次のコードを使用します。

Public Module Main
	Dim _desktop As Desktop = Agent.Desktop

	Public Sub Main()
		MsgBox("2 + 3 = " + Calculator.Add(2, 3).ToString())
	End Sub
End Module