キーワードでのパラメータの使用

キーワードまたはキーワード シーケンスは、入力パラメータと出力パラメータを合わせて 20 個まで持つことができます。このトピックでは、VB .NET スクリプトとして実装されたキーワードで作業している場合に、Silk Test Workbench を使用してこれらのパラメータを処理する方法について説明します。

キーワード駆動テスト エディター で、キーワードまたはキーワード シーケンスに対して定義されたパラメータを表示し、パラメータの値を編集できます。

キーワード ウィンドウで、キーワードまたはキーワード シーケンス上にマウス カーソルを動かすと、キーワードまたはキーワード シーケンスに割り当てられているパラメータを確認できます。

注: キーワードがビジュアル テストとして実装されている場合、<<開始>> ステップの プロパティ ウィンドウの 入力パラメータ出力パラメータ セクションで入出力パラメータを指定できます。

単純なキーワードの入力パラメータ

他のテスト メソッドに対するものと同じ方法で、VB .NET スクリプトとして実装された キーワードの入力パラメータを定義して使用することができます。

次のサンプル コードでは、2 つの入力パラメータ userNamepassword を持つキーワード SetUserDetails を定義する方法を説明します。
' VB .NET code
<Keyword>
public Sub SetUserDetails(userName As String, password As String)
  ...
End Sub

単純なキーワードの出力パラメータ

VB .NET スクリプトとして実装されたキーワードの戻り値または 1 つ以上の出力パラメータを定義することができます。また、戻り値と 1 つ以上の出力パラメータを組み合わせて使用することもできます。

次のサンプル コードでは、文字列を返すキーワード GetText を定義する方法を説明します。
' VB .NET code
<Keyword>
public Function GetText As String
  Return "text"
End Function
次のサンプル コードでは、2 つの出力パラメータ userNamepassword を持つキーワード GetUserDetails を定義する方法を説明します。
' VB .NET code
<Keyword>
public Sub GetUserDetails(ByRef userName As String, ByRef password As String)
  userName="name"
  password="password"
End Sub

キーワード シーケンスのパラメータ

キーワード シーケンスのパラメータは、パラメータ ダイアログ ボックスで定義し、編集できます。このダイアログ ボックスは、キーワード シーケンス エディターパラメータ をクリックして開くことができます。