ビジュアル テストの再生における、変数の使用状況の監視

Silk Test Workbench では、ビジュアル テストの再生時に変数の使用を追跡できます。変数の使用状況と再生中に変数に格納される値を追跡することによって、ビジュアル テストのデバッグに関する有益な情報を入手できます。

ビジュアル テストを再生する前に、ローカル変数 ウィンドウを表示します。このウィンドウには、ビジュアル テストの再生中に変数が作成、使用、削除されたときに変数の使用状況が表示されます。

ローカル変数 ウィンドウでビジュアル テストに 1 つまたは複数のブレークポイントを設定し、テスト ステップを段階的に再生して、テスト実行の重要なポイントで変数の使用状況に関するスナップショットを取得できます。

  1. 再生中に監視する変数が含まれているビジュアル テストを開きます。
  2. デバッグ > ローカル変数 を選択します。 ローカル変数 ウィンドウが開きます。このウィンドウは、移動、ドッキング、非表示、またはサイズ変更が可能です。
  3. 選択した場所で再生を停止するようにブレークポイントを設定し、変数を追跡しやすくします。
  4. ビジュアル テストを再生します。 デバッグ モードの場合は選択した場所で再生が停止し、既存の変数ごとにその現在値が ローカル変数 ウィンドウに表示されます。
ヒント: また、ローカル変数 ウィンドウには、変数を使用しているビジュアル テストの名前も表示されます。これは、複数のビジュアル テストを再生している場合、またはビジュアル テストのステップ内で他のビジュアル テストを再生している場合に役立ちます。
ヒント: ローカル変数 ウィンドウからクリップボードに変数をコピーするには、変数を右クリックします。コピー を選択すると、現在選択している変数(ノード)とそのすべての子変数がコピーされます。また、値のコピー を選択すると、現在選択している変数の だけがコピーされます。変数の が空の場合は、このメニュー項目は無効になります。