オブジェクト マップのロケーターの変更

ビジュアル テストまたはスクリプトを記録するときに、ロケーターは自動的にオブジェクト マップ項目に関連付けられます。ただし、より汎用的にするために、ロケーター パスを変更できます。たとえば、テスト アプリケーションで特定のコントロールに自動的に日付または時刻が割り当てられる場合、ワイルドカードを使用するようにそのコントロールのロケーターを変更できます。ワイルドカードを使用すると、それぞれのテストで異なる日付または時刻が挿入される場合でも、各テストで同じロケーターを使用できます。

  1. 表示 > アセット ブラウザ を選択するか、開始画面入門ガイド > アセット ブラウザ を選択します。
  2. 資産の種類 リストから オブジェクト マップ を選択します。 選択したプロジェクトの既存のオブジェクト マップが、右側のペインに表示されます。
    ヒント: 編集するオブジェクト マップが表示されない場合は、アクティブ プロジェクト リストで正しいプロジェクトが選択されていることを確認してください。
  3. 次のいずれか 1 つを選んでください:
    • 変更するロケーターを含むオブジェクト マップをダブルクリックします。
    • 変更するロケーターを含むオブジェクト マップを右クリックし、開く を選択します。
    オブジェクト マップ項目および各項目に関連付けられたロケーターの階層が、オブジェクト マップに表示されます。
    注: 選択したオブジェクト マップを別のユーザーが現在変更していると、そのことを通知するメッセージ ボックスが表示され、オブジェクト マップを現在ロックしているユーザーの名前が示されます。
  4. 編集 をクリックします。 デフォルトでは、オブジェクト マップは読み取り専用です。編集 をクリックすると読み取り/書き込みアクセス権が付与され、変更中に他のユーザーがそのエントリを編集できなくなります。F2 を押して、オブジェクト マップの現在選択中のフィールドを編集することもできます。 編集 ボタンが 元に戻す に変わります。このセッション中に加えた変更を取り消すには、元に戻す をクリックします。
  5. 変更するロケーターに移動します。 たとえば、変更するロケーターを検索するには、ノードの展開が必要な場合があります。
  6. 変更するロケーター パスをクリックしてから、ロケーター パスを再度クリックするか、F2 を押します。 インライン編集モードにアクセスすると、ロケーター パスを 1 回クリックして編集できます。Tab を押して、オブジェクト マップ項目の名前と説明を切り替えます。 ロケーター パス フィールドの周囲に黒のボックスが表示され、テキストが強調表示されます。
  7. 有効なロケーター パスがある場合は、使用する項目名とロケーター パスを入力して Enter を押すことができます。有効なロケーター パスを判別するには、以下のステップで説明するように、オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使用します。
    1. ツール > オブジェクトの識別 を選択します。
      テスト アプリケーションがオブジェクト マップに関連付けられていないと、アプリケーションの選択 ダイアログ ボックスが表示されることがあります。この場合は、テストするアプリケーションを選択し、OK をクリックします。 オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスが開きます。
    2. 選択モード を指定します。
      • クリック:オブジェクトをクリックして、ロケーターを識別します。
      • ホット キーキー入力 リスト ボックスで指定されたキー入力の組み合わせを使用してオブジェクトをキャプチャするには、このモードを指定します。通常、このモードは、ユーザーがクリックしたときにだけ表示されるメニューやコンボ ボックスなどのオブジェクトをキャプチャする場合に選択します。このモードでは、オブジェクトを選択し、ホット キー入力の組み合わせを押すことによって、オブジェクトを閉じることなくロケーターをキャプチャします。
    3. 識別の開始 をクリックします。
    4. 記録したいオブジェクト上にマウスを移動して、次のステップのいずれかを行います:
      • クリック モードを使用する場合は、識別するオブジェクトをクリックします。
      • キー入力の組み合わせを押して、ホット キー モードでオブジェクトをキャプチャします。

        デフォルトでは、キー入力の組み合わせは Ctrl+Shift です。

      Silk Test Workbench によって、関連するロケーター文字列が 選択済みロケーター テキスト ボックスに表示されます。
    5. ロケーターの詳細 テーブルで、使用するロケーターを選択します。 新しいロケーターは、選択済みロケーター テキスト ボックスに表示されます。
    6. 貼り付け をクリックします。 Silk Test Workbench によって、項目名および関連付けられたロケーターがオブジェクト マップに追加されます。
  8. 必要に応じて、ニーズに合わせて項目名またはロケーター テキストを変更します。 無効な文字またはロケーターを使用すると、項目名またはロケーター テキストが赤で表示され、ツール ヒントにエラーの説明が表示されます。

    オブジェクト マップ項目として無効な文字は、\、/、<、>、"、:、*、?、|、=、.、@、[、] です。

    無効なロケーター パスは、空または不完全なロケーター パスです。

  9. 次のいずれか 1 つのステップを行います:
    • 保存 をクリックして変更を保存し、オブジェクト マップの操作を続行します。

      Silk Test Workbench により変更内容が新しいバージョンとして保存され、オブジェクト マップのモードは読み取り専用に戻ります。

    • 保存して閉じる をクリックして変更を保存し、オブジェクト マップを終了します。

      Silk Test Workbench により変更内容が新しいバージョンとして保存され、他のユーザーがオブジェクト マップを変更できるようになります。

変更したロケーター パスが既存のビジュアル テストまたはスクリプトによって使用されている場合は、新しいロケーター パスを使用するように、そのビジュアル テストまたはスクリプトを手動で変更する必要があります。