ビジュアル テストでのアクティブ データに対する繰り返しロジックの作成

アクティブ データに対して繰り返しロジックを作成すると、ビジュアル テストでアクティブ データ ファイルのデータを検索し、ステップ内のリテラル データをアクティブ データ ファイルのデータと置き換えることができます。

ビジュアル テストでアクティブ データの繰り返しロジックを作成する場合、基本的にはアクティブ データ テストに使用されるテスト ステップの連続ブロックを定義します。リテラル データをアクティブ データ ファイルのデータと置き換えるよう定義されたブロックのステップは、再生時に繰り返されます。ステップを繰り返す回数は繰り返しロジックで定義され、アクティブ データ ファイルのすべての行または一部の行を対象にすることができます。

ビジュアル テストでアクティブ データの繰り返しロジックを作成しても、ビジュアル テストでアクティブ データが使用されるとは限りません。この処理部分によってテストにステップが設定されますが、ステップ内のデータそのものは、アクティブ データ ファイルのデータにマップする必要があります。

  1. ビジュアル テストで、置き換えるデータを含む最初のステップの前にあるステップを選択します。
  2. 挿入 > テスト ロジック > 繰り返し をクリックします。 テスト ロジック デザイナ ウィザードが開きます。
  3. ウィザードの [ようこそ] 画面を表示する 全般 オプションが はい に設定されている場合は、ようこそ ページが開きます。次へ をクリックして、ロジックの種類の選択(繰り返し) ページを表示します。
    ヒント: ウィザードの [ようこそ] 画面を表示する 全般 オプションが いいえ に設定されている場合は、テスト ロジック デザイナ ウィザードの最初のページとして ロジックの種類の選択(繰り返し) ページが表示されます。
  4. ロジックの種類の選択(繰り返し) ページで、アクティブ データ ファイルを使用してステップ シーケンスを繰り返す オプションを選択して、次へ をクリックします。 使用するアクティブ データ資産の定義 ページが表示されます。
  5. 使用するデータ ファイルを含むアクティブ データ資産を選択します。
  6. 省略可能: シート名 リストからデータ ファイル中の使用するシートを選択します。
    デフォルトでは、アクティブ データ資産で指定されているシートが使用されます。
  7. 開始行終了行 を選択して、定義したシートのどの行が繰り返し中に使用されるかを定義します。 詳細については、「アクティブ データに使用するデータの指定」を参照してください。
  8. すべての指定したデータ行を順番に繰り返すか、ランダムな順序で繰り返すか、あるいは指定した数だけランダムにデータ行を繰り返すかを定義するには、ランダム数 から対応するオプションを選択します。 詳細については、「アクティブ データに使用するデータの指定」を参照してください。
  9. 次へ をクリックします。
    ヒント: 繰り返しの構築 ページを使用して、ビジュアル テストで繰り返すステップのブロックを定義します。繰り返しの構築 ページを使用してビジュアル テストで繰り返すステップのブロックを定義することは、アクティブ データ領域の定義 ウィザード ページを使用してテスト スクリプトで繰り返すコードのブロックを定義することと似ています。
    繰り返しの構築 ページが開きます。
  10. アクティブ データ繰り返しロジックに対して繰り返すステップを定義したら、次へ をクリックします。 要約 ページが開きます。
  11. 完了 をクリックします。 Silk Test Workbench によって、テスト ロジック デザイナ ウィザードの 繰り返しの構築 ページで選択された最初のステップの前、および最後のステップの後ろに、繰り返しロジック ステップが挿入されます。繰り返しロジックを開始する、挿入されたステップのステップ テキストは次のようになります:アクティブ データ '[資産名]' を使用して繰り返します

    繰り返しロジックを終了する、挿入されたステップのステップ テキストは次のようになります:繰り返しの終了