Oracle OS 認証の設定

注: この手順は、Oracle OS 認証を使用する場合にのみ必要です。Oracle データベース認証を使用する場合は、Oracle クライアントをセットアップする必要があります。
  1. データベースがあるサーバーで、Oracle をインストールしたディレクトリにある Oracle 初期化ファイルを探します。
  2. Oracle 初期化ファイルで、以下のパラメータの値を設定します。
    • remote_login_passwordfile = none

    • remote_os_authent = true

    • os_authent_prefix = ““

    注: パラメータと値のうち存在しないものがある場合は、追加する必要があります。Oracle 11g では、remote_os_authent および os_authent_prefix パラメータはデフォルトで設定されています。
  3. Oracle をインストールしたディレクトリで、SQLNET.ORA ファイルを探します。 このファイルは、Oracle のメイン インストール ディレクトリの下の ORACLE_HOME\Network\Admin ディレクトリにあります。ORACLE_HOME は、インストール時に Oracle ホームに割り当てた名前です。
  4. SQLNET.ORA を開いて、以下のようにパラメータの値を設定します。
    sqlnet.authentication_services = (NTS)
     
    注: このパラメータの行頭が # でコメントアウトされていないことを確認します。このパラメータは、追加する必要がある場合があります。
  5. スタート メニューから、ファイル名を指定して実行 ダイアログ ボックスにアクセスします。
  6. 名前 テキスト ボックスに「regedit」と入力して OK をクリックします。 レジストリ エディタ ダイアログ ボックスが開きます。
  7. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\HOMEnn は Oracle インストールに関連付けられた番号)パスで、HOMEn を右クリックして、新規 > 文字列値 を選択します。 レジストリ エディタの右側のウィンドウに、新しい文字列の値が表示されます。
  8. デフォルト名の 新しい値 #1OSAUTH_PREFIX_DOMAIN に置き換えます。
  9. 作成した文字列の値をダブルクリックします。 文字列の編集 ダイアログ ボックスが開きます。
  10. 値のデータ テキスト ボックスに「TRUE」と入力して OK をクリックします。