アクティブ データ ファイルの繰り返しロジックの作成

ビジュアル テストでアクティブ データを使用する場合、通常は一連のステップを繰り返し、その際毎回リテラル データをアクティブ データに置き換えます。

このレッスンでは、データベースに顧客を追加するリテラル データを、10 件の顧客レコードを含むアクティブ データ ファイル customers.csv 内のデータに置き換えます。繰り返しごとに、アクティブ データ ファイルの顧客レコードのデータが使用されて、InsuranceCo Web サイトの Create a New Account ページの各フィールドにデータが入力されます。

  1. ビジュアル ナビゲータに AddAccount ビジュアル テストが表示されていることを確認します。
  2. Silk Test Workbench のツールバーの 繰り返しタイプのロジックの作成 をクリックします。 ようこそ ページが表示された テスト ロジック デザイナ ウィザードが表示されます。
  3. 次へ をクリックします。 ロジックの種類の選択 ページが開きます。
  4. アクティブ データ ファイルを使用してステップ シーケンスを繰り返す をクリックし、次へ をクリックします。 使用するアクティブ データ資産の定義 ページが表示されます。
  5. このビジュアル テストに関連付けられているアクティブ データ資産は1つだけ(customers)なので、アクティブ データの資産 リストにこの資産が表示されます。そうでない場合は、リストからこの資産を選択します。
  6. 省略可能: シート名 リストからデータ ファイル中の使用するシートを選択します。
    デフォルトでは、アクティブ データ資産で指定されているシートが使用されます。
  7. 開始行 テキスト ボックスで、デフォルト値の 1 をそのままにします。
  8. データを含む最後の行で終了 チェック ボックスをオンにします。
  9. 順序通りにすべての行を取得 をクリックします。

    これで、繰り返しロジックでデータ ファイルを使用する方法、および繰り返し回数が定義できました。

    • 繰り返しロジックの実行時、アクティブ データファイルの最初の行が最初に使用されます。
    • 各行を使って、最後の行まで繰り返されます。
    • 繰り返しロジックではすべてのデータ行が順番に使用され、アクティブ データ ファイルにはデータ行が 10 行あるため、データベースに顧客を追加するステップは 10 回繰り返されます。毎回、アクティブ データ ファイルの異なる顧客データ行が入力として使用されます。
  10. 次へ をクリックします。 繰り返しの構築 ページが開きます。

アクティブ データの使用方法が定義できたので、次にビジュアル テスト内の繰り返すステップを指定します。