AI および OCR を使ったテストの記録

インタラクティブな 記録 ウィンドウを使って、モバイル アプリや Web アプリケーションに対して AI および OCR を使ってテストを記録できます。

UFT Developer テストを記録する前に、UFT Developer プロジェクトを作成する必要があります。

AI を使って新しいテストを記録するには:

  1. 新しいテストを追加するプロジェクトを選択します。
  2. ツールバーで、操作の記録 をクリックします。
  3. インタラクティブな 記録 ウィンドウが開き、テスト対象アプリケーション(AUT)を表示します。
    1. AI モードに切り替えます。
    2. AI エンジンが自動的に開始されます。スクリーンショットが撮影され、処理されます。AUT の上部に オブジェクト階層を更新しています をいうメッセージが表示されます。この処理は、ハードウェアに応じて 3 秒から 6 秒程度かかります。このメッセージが表示されている間は、AUT に対する操作は行わないでください。
  4. AI オブジェクトと OCR オブジェクトが識別され強調表示されます。
    1. 検出された AI オブジェクトは、ピンク色の矩形で強調表示されます。マウスを AI オブジェクト上に移動すると、検出したコントールのクラスの説明がインタラクティブな 記録 ウィンドウの下部に表示されます。
    2. OCR オブジェクトは、デフォルトでは表示されません。テキストの上にマウスを移動すると、そのテキストに対して検出された OCR オブジェクトが強調表示されます。マウスを OCR オブジェクト上に移動すると、コントロールのクラスの説明が、AITextBlock と OCR テキストの最初の一部がインタラクティブな 記録 ウィンドウの下部に表示されます。
    3. 省略可能:AUT 上に矩形領域が表示された後で、AUT が変更された場合は、インタラクティブな 記録 ウィンドウの更新ボタンをクリックすると、矩形領域が更新されます。
  5. 記録したい操作を実行します。
    1. 操作したい強調表示されたオブジェクトをクリックします。UFT Developer は、オブジェクトのデフォルトの操作を実行します。デフォルトの操作がない場合や、テキストを挿入したりパラメータを指定する場合は、操作の選択 ダイアログ ボックスが開きます。
    2. 省略可能:デフォルトの操作以外のオブジェクトの操作を選択するには、オブジェクトを右クリックします。操作の選択 ダイアログ ボックスが開き、リストには利用可能な操作が表示されます。リストの前半には、AI オブジェクトに対して利用可能な操作が表示されます。対応するネイティブ オブジェクトが検出されると、リストの後半にネイティブ オブジェクトに対する操作が表示されます。
    3. 省略可能:操作にパラメータを指定する場合は、パラメータ フィールドにパラメータを入力します。UFT Developer は自動的にパラメータを検証します。
    4. 省略可能:検証を記録するには、<Ctr+Alt> を押すか、オブジェクトを右クリックして 検証の追加 を選択します。検証タイプの選択 ダイアログで、オブジェクト プロパティの検証とイメージ検証のいずれかを選択して作成できます。
    5. OK をクリックして、操作の選択 ダイアログ ボックスを閉じます。UFT Developer は、記録した操作にその操作を追加し、AUT 上でそれを再生します。
  6. 記録ウィンドウでは次の作業を行うことができます。
    1. 再生 をクリックすると、インタラクティブな 記録 ウィンドウから記録した操作をテスト実行できます。
    2. 停止 をクリックすると、記録完了 ダイアログ ボックスが開き、記録したスクリプトを保存できます。
    記録中に利用可能なアクションについての詳細は、「記録中に利用可能なアクション」を参照してください。

テストが期待通りの動作をするか確認するためにテストを再生します。必要に応じてテストを編集することも可能です。