Web アプリケーションでのオブジェクト マップの使用

デフォルトで、Web アプリケーションに対する操作を記録すると、Silk Test Workbench は、Common プロジェクトで、ネイティブ ブラウザのコントロール用に WebBrowser という名前のオブジェクト マップを作成し、各 Web ドメイン用にオブジェクト マップ資産を作成します。

記録 オプションの 全般 セクションで、オブジェクト マップの場所 を現在のプロジェクトに変更できます。その後、Silk Test Workbench は記録中に Web ドメインごとにオブジェクト マップ資産を生成します。

印刷または設定用のメイン ウィンドウやダイアログ ボックスなど、Web ドメインに特有ではない共通のブラウザ コントロールの場合、WebBrowser という名前を使用して、現在のプロジェクトに追加のオブジェクト マップが生成されます。生成されたオブジェクト マップ資産は、アセット ブラウザで確認できます。

オブジェクト マップで、オブジェクト マップのエントリのグループ化に使用される URL パターンを編集できます。パターンを編集すると、Silk Test Workbench はそのパターンの構文検証を行います。パターンには、ワイルドカード * および ? を使用できます。

http://www.borland.com および http://www.microfocus.co.jp で何らかの操作を記録した後、プリンタ ダイアログを開くと、次の 3 つの新しいオブジェクト マップ資産がアセット ブラウザに追加されます。
  • WebBrowser
  • borland_com
  • microfocus_com
注: Silk Test Workbench では、オブジェクト マップのないプロジェクトに対してのみ、新しいオブジェクト マップ資産が生成されます。バージョン 14.0 よりも前のバージョンの Silk Test Workbench を使用して生成されたオブジェクト マップをすでに含む Silk Test Workbench の Web アプリケーションに対する操作を記録すると、追加で記録されたエントリは既存のオブジェクト マップに保存されます。Web ドメインに対して追加のオブジェクト マップ資産が生成されることはありません。