ビジュアル テストへの判断ロジックの追加

このトピックでは、テスト ロジック デザイナ を使用して、ビジュアル テストに判断ロジックを追加する方法について説明します。判断ロジック テスト ステップをビジュアル テストに直接追加する方法については、「判断テスト ステップを使用した判断ロジックの追加」を参照してください。
  1. ビジュアル テストを開きます。
  2. テスト ロジックに含める 1 つのテスト ステップまたは一連のテスト ステップで右クリックします。
  3. 挿入 > テスト ロジック > 判断 を選択します。 テスト ロジック デザイナ ウィザードが開きます。
  4. 次へ をクリックします。
  5. ロジックの種類の選択 ページで、判断ロジックの種類を選択します。
    • コントロールのプロパティ:テスト アプリケーションのコントロールのプロパティに基づいて、一連のステップを実行する判断ロジックを作成します。例:
      If propertyValue より大きい 2 ステップ 3 からステップ 4 まで実行 End If
    • コントロールの存在確認:指定したコントロールが存在するかしないかに基づいて、一連のステップを実行する判断ロジックを作成します。例:
      "Button" が存在する 等しい True ステップ 3 からステップ 4 まで実行 End If
    • このビジュアル テストで定義した変数:ビジュアル テストに定義されているローカル変数の内容に基づいて一連のステップを実行する判断ロジックを作成します。例:
      If stringVar = “red” ステップ 3 からステップ 4 まで実行 End If
    • 高度なロジック:ウィザードの 条件の定義 ステップをスキップし、条件デザイナ を使用して、詳細な判断ロジックを作成します。例:
      If stringVar = "red" および numberVar = 10 ステップ 3 からステップ 4 まで実行 End If
  6. 次へ をクリックします。
  7. コントロールのプロパティ を選択した場合、プロパティに基づく条件の定義 ページが開きます。
    1. コントロール名 フィールドの右側にある コントロールの識別 メニューを展開します。
    2. コントロールの識別 メニューを展開し、次のいずれかを選択します。
      • テスト対象アプリケーション: テスト対象アプリケーションから直接可視のコントロールを識別するには、このボタンをクリックします。
      • 画面プレビュー: テスト対象アプリケーションが利用できない場合に、画面プレビュー から直接コントロールを識別するには、このボタンをクリックします。
      • オブジェクトの識別ダイアログ: 非表示コントロールを識別するために オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使用するには、このボタンをクリックします。オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使って、コントロールのロケーターを編集することもできます。
    3. プロパティの選択 テーブルで、プロパティを選択します。
    4. 条件の選択 リストから、コントロールのプロパティに適用する条件ロジックを選択します。
    5. 期待値 フィールドには、プロパティに期待する値を指定します。
    6. 次へ をクリックします。
  8. コントロールの存在確認 を選択した場合、コントロールの存在条件の定義 ページが開きます。
    1. コントロールの識別 メニューを展開し、次のいずれかを選択します。
      • テスト対象アプリケーション: テスト対象アプリケーションから直接可視のコントロールを識別するには、このボタンをクリックします。
      • 画面プレビュー: テスト対象アプリケーションが利用できない場合に、画面プレビュー から直接コントロールを識別するには、このボタンをクリックします。
      • オブジェクトの識別ダイアログ: 非表示コントロールを識別するために オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使用するには、このボタンをクリックします。オブジェクトの識別 ダイアログ ボックスを使って、コントロールのロケーターを編集することもできます。
    2. コントロールが存在することを確認する場合は、コントロールが存在する を選択します。
    3. コントロールが存在しないことを確認する場合は、コントロールが存在しない を選択します。
    4. タイムアウト フィールドには、コントロールが表示される、または表示されなくなるまで Silk Test Workbench が待機する時間を指定します。 デフォルトのタイムアウトは 0 で、コントロールが表示される、または表示されなくなるまで Silk Test Workbench は待機しないことを意味します。
    5. 次へ をクリックします。
  9. このビジュアル テストで定義した変数 を選択した場合、変数に基づく条件の定義 ページが開きます。
    1. 変数の選択 リストから事前に定義されたローカル変数を選択します。 このリストに変数を表示するには、ビジュアル テストにローカル変数を含める必要があります。ビジュアル テストに新しいローカル変数を追加する場合は、新規作成 をクリックします。 評価結果 フィールドには、選択した変数のデータ型が表示されます。
    2. 条件の選択 から変数に適用する比較演算子を選択します。
    3. 期待値 フィールドには、変数に期待する値を指定します。
    4. 次へ をクリックします。
  10. 高度なロジック を選択した場合、次へ をクリックします。
  11. 判断の構築 ページが開きます。条件ロジック、および条件ロジックの結果が真となる場合に実行する、一連のステップを指定します。
    ヒント: ポインタをリンクの上に置くと、完全なリンクの説明を含むツール ヒントが表示されます。
    1. 条件デザイナー で条件ロジックを指定するには、If 文の右側にあるリンクをクリックします。
    2. 実行する一連のステップの最初のステップを指定するには、ステップの開始 の右側にあるリンクをクリックします。
    3. 実行する一連のステップの最後のステップを指定するには、ステップの終了 の右側にあるリンクをクリックします。
    4. 追加の条件ロジックを挿入するには、 Else If の追加 をクリックします。 用意されたリンクをクリックして 条件デザイナ を開き、条件が True であるときに実行する一連のステップを指定します。
    5. 追加の条件ロジックを挿入するには、 Else の追加 をクリックします。 用意されたリンクを使用して、条件が False であるときに実行する一連のステップを指定します。
    6. 追加の条件ロジックおよび一連のステップを削除するには、削除 をクリックします。 このボタンは、追加の条件ロジックを挿入したあとにのみ表示されます。
  12. 次へ をクリックします。 要約 ページに、定義したテスト ロジックが表示されます。このページの最下部にあるチェック ボックスをオフにすると、テスト ロジック デザイナ ウィザードを今後使用するときに、要約 ページが表示されなくなります。このチェック ボックスのオン/オフを切り替えると、テスト ロジック デザイナの要約画面の表示 全般オプションが更新されます。詳細については、「全般オプションの変更」を参照してください。
  13. 完了 をクリックして、ビジュアル テストのテスト ステップにテスト ロジックを挿入します。テスト ロジックを変更するには、戻る をクリックして、必要な変更を加えます。 テスト ロジックがビジュアル テストに追加されます。