BaseState クラス

説明

BaseState クラスを使用すると、テスト対象アプリケーションが実行中でテストの準備ができていることが保証されます。また、テスト対象アプリケーションが前面に配置されます。

エージェントをアプリケーションにアタッチしようとした場合に、BaseState.Locator で指定されたテスト オブジェクトが見つかると、基本状態としてこのテスト オブジェクトを含むウィンドウが前面に配置され、見つかったテスト オブジェクトが即座に返されます。テスト オブジェクトが見つからない場合、baseStateInfo で指定したとおりにアプリケーションがコマンド ラインから起動し、エージェントがブラウザにアタッチされます。テスト オブジェクトが見つかるまで、エージェントは待機します。待機するためのタイムアウトは、オプション Options.ObjectResolveTimeout.タイムアウトのデフォルト値は、30 秒です。タイムアウトを変更するには、Desktop.SetOption (String, Object) を参照してください。オプション ダイアログ ボックスの 再生 > タイミング にある アプリケーション準備完了タイムアウト を編集して UI 上からタイムアウトを変更することもできます。指定したタイムアウト内にテスト オブジェクトが見つかると、このテスト オブジェクトを含むウィンドウが前面に配置され、見つかったテスト オブジェクトが返されます。テスト オブジェクトが見つからずにタイムアウトした場合は、例外がスローされます。

継承

BaseState はどのクラスからも派生しません。また、このクラスから派生するクラスはありません。

構文

'Declaration
Public Class BaseState _
Implements IBaseState

プロパティ

名前 説明
CommandLineArguments コマンド ライン引数を取得または設定します。
CommandLinePattern コマンド ライン パターンを取得または設定します。
ExecutablePattern 実行可能パターンを取得または設定します。
Executable 実行可能ファイルの名前を取得します
Locator 実行可能ファイルのロケーターを返します
TechDomains テストに使用するテクノロジ ドメインのリストを取得または設定します
WorkingDirectory 作業ディレクトリを取得または設定します。