Oracle データベース認証

このトピックでは、Oracle データベース認証を使用する場合に、ユーザーを作成して接続権限を付与する方法について説明します。これらのステップを実行する前に、以下の点を考慮してください。

  • ORA_DBA グループのメンバであり、かつ、SYSDBA 権限がある必要があります。

  • ユーザーの作成には SQL*Plus または SQL*Plus Worksheet を使用します。SQL*Plus を使い慣れていない場合は、Oracle のマニュアルを参照してください。

  • OracleSilk Test Workbench のユーザーを設定する場合、リモートで認証されるユーザーに加え、実際のテーブルを格納するためのスキーマを作成します。このスキーマはドメインで認証されず、パスワードで認証されます。

  1. SQL*Plus または SQL*Plus Worksheet を起動します。
  2. SYSTEM としてログオンし、SYSDBA として接続します。
  3. 各ユーザーを "USERNAME" IDENTIFIED BY “ORACLEPASSWORD” として作成し、接続権限およびシステム権限を付与するコマンドを、以下の例に示すように入力します。 各ユーザーは "USERNAME" のように入力します。USERNAME は大文字で入力し、二重引用符で囲みます。DOMAIN\USERNAME は各ユーザーのユーザー名です。 例:
    CREATE USER "JEFF" IDENTIFIED BY “ORACLEPASSWORD”;
    GRANT SELECT ANY SEQUENCE TO "JEFF";
    GRANT UNLIMITED TABLESPACE TO "JEFF";
    GRANT "CONNECT" TO "JEFF";
    GRANT "RESOURCE" TO "JEFF";
    GRANT "SELECT_CATALOG_ROLE" TO "JEFF";