Microsoft ユーザー補助を使用したオブジェクト解決の向上

Microsoft ユーザー補助を、クラス レベルでオブジェクトを簡単に認識するために使用することができます。 Internet Explorer や Microsoft アプリケーションのいくつかのオブジェクトには、ユーザー補助を有効にすることで Silk Test Workbench によってより良く認識されるようになるものがあります。 たとえば、ユーザー補助を有効にしないと、Silk Test Workbench は Microsoft Word のメニュー バーや表示されるタブについて基本的な情報のみを記録します。 しかし、ユーザー補助を有効にすると、 Silk Test Workbench はそれらのオブジェクトを完全に認識するようになります。

ユーザー補助を使用しないと、 Silk Test WorkbenchDirectUIHwnd コントロールを完全に認識できません。これは、このコントロールのパブリックな情報が存在しないためです。 Internet Explorer は、2 つの DirectUIHwnd コントロールを使用しています。1 つはブラウザ ウィンドウの下部に表示されるポップアップです。 このポップアップには、通常、次の情報が表示されます。
  • Internet Explorer を既定のブラウザにしたいかどうかを尋ねるダイアログ ボックス。
  • ダウンロード オプション( 開く保存キャンセル)。

Silk Test Workbench でプロジェクトを開始して、 DirectUIHwnd ポップアップに対してロケーターを記録すると、ユーザー補助を無効にしている場合、単一のコントロールのみが表示されます。 ユーザー補助を有効にした場合には、 DirectUIHwnd コントロールを完全に認識した情報が得られます。