C.4 半自動マイグレーションワークフローを使用したWindowsクラスタのマイグレーションのチェックリスト

タスク	説明 / 手順
Windowsクラスタのマイグレーション環境を準備する	Windowsクラスタをマイグレーション対象として設定する前に、ご使用の環境でマイグレーションのすべての前提条件が満たされていること、およびクラスタワークロードをマイグレートするための条件を理解していることを確認してください。詳細については、セクション 25.0, Windowsクラスタのマイグレーションの準備を参照してください。
ソースクラスタノードを検出して、パッシブクラスタノードの電源をオフにする	PlateSpin Migrate Clientを使用して、ソースクラスタのアクティブノードとパッシブノードを検出します。PlateSpin環境に、検出されたアクティブノードはそのクラスタ名と共に表示されます。検出されたパッシブノードはそのホスト名と共に表示されます。ソースノードの検出の詳細については、セクション 22.6.1, Migrate Clientでのワークロード検出を参照してください。パッシブクラスタノードの電源をオフにします。
PlateSpin ISOイメージを準備する	まだPlateSpin ISOイメージをダウンロードしていない場合は、PlateSpin Migrateのソフトウェアページからダウンロードします。詳細については、セクション H.1, PlateSpin ISOイメージのダウンロードを参照してください。 PlateSpin ISOイメージを準備します。詳細については、セクション H.2, ターゲットの登録と検出のためのPlateSpin ISOイメージの準備を参照してください。ターゲットVMware環境からアクセスできる場所にPlateSpin ISOイメージを保存します。たとえば、VMwareクラスタのデータストアです。
VMware Toolsをターゲットノード用に設定する	詳細については、セクション 32.3.3, ターゲットワークロード用のVMware Toolsの設定を参照してください。メモ:このオプションは、UEFIファームウェアを搭載するワークロードでは正常に実行できないことがあります。マイグレーション後にジョブの手順を確認して、VMware Toolsのインストールが正常に完了したことを検証してください。「Installing Tools (Completed) (ツールのインストール (完了))」というメッセージを探します。失敗した場合は、手動でVMware Toolsをインストールできます。
各ターゲットVMノードをPlateSpin Serverに登録する	PlateSpin ISOは、ターゲットVMをPlateSpin Migrateサーバに登録します。さらにそのマシンのインベントリを実行して、RAM容量、コアとプロセッサの数、ストレージディスク、NICなどの情報を収集します。詳細については、セクション 21.5, PlateSpin ISOによる仮想ホスト上のターゲットVMの登録とその詳細の検出を参照してください。
X2Pマイグレーションワークフローを使用してアクティブノードをターゲットVMにマイグレートする	PlateSpin Migrate Clientを使用して次の作業を行います。アクティブノードをマイグレーションソース、仮想マシンVM1をターゲットとしてX2Pマイグレーションジョブを開始します。マイグレーションを設定して以下を確認します。ソースクラスタの共有ディスク(クォーラム、データ)がパッシブターゲットノードのRDMディスクにマイグレートされるマイグレーション後にソースノードがシャットダウンされるマイグレーションを実行します。メモ:マイグレーションが「ターゲットマシンの設定」の手順でストールする場合は、セクション C.5.2, マイグレーションジョブがストールするか、PlateSpin ISOがブートプロンプトにブートするを参照してください。
X2Pマイグレーションワークフローを使用してパッシブノードをターゲットVMにマイグレートする	PlateSpin Migrate Clientを使用して次の作業を行います。パッシブノードをマイグレーションソース、仮想マシンVM2をターゲットとしてX2Pマイグレーションジョブを開始します。マイグレーションを設定して以下を確認します。ソースクラスタの共有ディスク(クォーラム、データ)がパッシブターゲットノードのRDMディスクに「マイグレートされない」マイグレーション後にソースノードがシャットダウンされるメモ:Windows Server 2016クラスタでシャットダウンをポストマイグレーションの終了状態として選択してもソースパッシブノードが自動シャットダウンされない場合は、それらのノードを手動でシャットダウンしてください。マイグレーションを実行します。メモ:マイグレーションが「ターゲットマシンの設定」の手順でストールする場合は、セクション C.5.2, マイグレーションジョブがストールするか、PlateSpin ISOがブートプロンプトにブートするを参照してください。
ポストマイグレーションタスク	クラスタサービスとリソースがオンラインで、クラスタ内の各ノードにフェールオーバーできることを確認するマイグレーション中にVMware Toolsをインストールするよう設定していなかった場合、または自動インストールに失敗した場合は、各クラスタVMノードに手動でVMware Toolsをインストールできます。