問題の初期状態

問題の初期状態とは、あるグループのメンバからバグ、機能拡張、あるいはドキュメントの問題が提起されたときに、それに割り当てられる最初の状態のことです。 同じタイプの問題でも、グループが異なれば初期状態も異なる可能性があります。 さらに、1 つのグループ内でも、問題の種類、バグ、機能拡張、ドキュメントの問題ごとに、初期状態が異なることがあります。

たとえば、開発者なら実際にどの部分がソフトウェア バグなのか的確に評価できるはずだと思って、Development グループのメンバから提起されたソフトウェア バグに 開発準備完了 という初期状態を割り当てる、といったことが考えられます。 一方、Corporate グループのメンバから提起されたソフトウェア バグを Development グループに送って修正してもらう前に、その問題が本当に新しいバグなのかどうかまず確かめたいので、その問題に レビュー未完了 という初期状態を割り当てる、といった場合もあるでしょう。

Issue Manager には、選択肢となる多数のデフォルト状態が用意されています。 また、組織内にグループをセットアップする前に、独自の問題の状態を作成することもできます。

問題の初期状態はグループのすべてのメンバに適用されますが、特定のユーザーについて、これらの設定を明示的にオーバーライドできます。