プロジェクトをインポートする

Silk Central プロジェクトはエクスポートして、Silk Central 外部にプロジェクト データをアーカイブ化することができます。データ、すべての結果、レポートなどを表示するには、プロジェクトを再度インポートする必要があります。

プロジェクト データをインポートするときは、データのエクスポートに使用したのと同じ Silk Central バージョンおよび同じデータベース バージョンを使用する必要があります。ただし、プロジェクト データを、データのエクスポートに使用したのと同じデータベース サーバーまたは別のデータベース サーバーにインポートすることができます。

プロジェクトをインポートするには:

  1. メニューで プロジェクト > プロジェクト リスト をクリックします。 プロジェクト ページに、既存のすべてのプロジェクトとプロジェクト ベースラインが一覧表示されます。
  2. 最上部の プロジェクトのインポート をクリックします。 プロジェクトのインポート ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. コンピュータ上で適切な .zip ファイルを参照し、OK をクリックします。 Silk Central がデータをアップロードします。
    注: .zip ファイルは、事前に Silk Central からエクスポートされたファイルである必要があります。
    注: .zip ファイルは、データベースにインポートされる前に、フロントエンド サーバーにアップロードされます。そのため、フロントエンド サーバーには .zip ファイルを格納するだけの十分なディスク空き容量が必要となります。
  4. はい をクリックして、インポートを開始します。 次の点に注意します。
    • Silk Central は 1 度に 1 つのインポートのみを処理します。
    • Silk Central は、インポートの開始、終了、失敗時に監査ログを書き込みます。
    • インポートはバックグラウンドで処理されます。インポートの完了時には、電子メールで通知されます。インポートを開始する前に、電子メール アドレスと電子メール サーバーが設定されていることを確認してください。設定されていないと通知されません。詳細については、「電子メール サーバーを設定する」および「ユーザーの設定ページ」を参照してください。
    • インポートが完了すると、プロジェクトがプロジェクト リストに表示されます。
重要: プロジェクトのエクスポートまたはインポートを開始する前に、以下の推奨事項をよくお読みください。
  • プロジェクト データを大量に保有する大型プロジェクトをエクスポートまたはインポートするとき、エクスポートおよびインポート プロセスには長時間 (最長では数時間) かかることがあります。
  • ファイル サイズは、多くの要因から影響を受け、プロジェクトごとに大きく異なります。たとえば、資産数、実行数、添付情報、コード カバレッジ統計情報、そして最も重要な結果ファイルなどが影響を与える要因となります。
  • エクスポートを行う前に、プロジェクトのサイズを最小限にすることをお勧めします。したがって、不要なデータ、特に使用しない結果ファイルを削除する必要があります。プロジェクトのサイズが 1.2 GB を超えている場合、Request entity is too large(要求のエンティティが大きすぎました) というエラーがインポート時に発生することがあります。プロジェクトのサイズをこれ以上小さくできない場合には、nginx.conf.template ファイル(C:\ProgramData\SilkCentral\InstanceAdministration\nginx\conf)の client_max_body_size プロパティの値を変更して、アップロード サイズの制限を増やすことができます。
  • 特に大規模なプロジェクトがデータベースに書き込まれると、データベースのパフォーマンスが著しく低下する可能性があります。次回のメンテナンス時に Silk Central データベース スキーマのフル インデックスを再構築することを強く推奨します。
  • Internet Explorer などのブラウザーでは、ファイルのアップロードに制限があります。インポートするプロジェクトがこのサイズを超えている場合、インポートは失敗します。この問題を避けるには、他のブラウザーを使用してください。
  • エクスポートまたはインポート プロセスによって、Silk Central およびデータベース サーバーには大きな負荷がかかることに注意します。エクスポートまたはインポート アクションは、ユーザーのいない時間帯 (たとえば、夜間や週末)、あるいは少なくとも Silk Central の利用率が低く、ユーザーがログインしていないときに実行する必要があります。
  • データのエクスポートおよびインポートは、データベースおよびその内容に密接に関係します。データベースに既にデータの不整合が含まれていると、プロジェクトのインポートに失敗する可能性があります。したがって、あらゆるバックアップ プロセスにおいて、エクスポートを行ったらただちに再インポートを行い、妥当性、データの整合性、回復可能性を確認することを強くお勧めします。
  • プロジェクト データを再インポートするには、エクスポートした .zip ファイルと同じものを使用します。他のファイル形式は使用できません。データのエクスポートに使用したのと同じ Silk Central およびデータベース バージョンにのみデータをインポートできます。
  • エクスポートおよびインポート プロセスに関して不明な点は、カスタマー サポートに遠慮なくお問い合わせください。