LQM Reporting Updater を設定する

LQM レポート作成テーブルを更新するスレッド (LQM Reporting Updater) の間隔およびその他の設定を行う方法について説明します。LQM レポート作成テーブルの詳細については、『データベース モデル スキーマ』を参照してください。

LQM Reporting Updater を設定するには:

  1. インスタンス管理 ページで、変更するインスタンスのアプリケーション サーバーを停止します。
  2. SccAppServerBootConf.xml ファイルをテキスト エディタで開きます。
    このファイルのデフォルト パスは、アプリケーション サーバー上の C:\Program Files (x86)\Silk\Silk Central 19.5\instance_<インスタンス番号>_<インスタンス名>\Conf\AppServer になります。
  3. LQMReporting という XML タグを探します。 次の設定を変更できます。
    UpdateInterval
    LQM レポート作成テーブルが最新のデータで更新される間隔を秒単位で定義します。
    MSSqlUpdateBatchSize
    同時に処理されるテスト テーブルの数。このバッチ サイズによって、アプリケーション サーバーで更新プロセスのために使用されるメモリとプロセッサ リソースの量が決まります。この設定は、Microsoft SQL Server データベース専用です。
    OracleUpdateBatchsize
    MSSqlUpdateBatchSize と同様ですが、Oracle データベースの設定です。
    QueryTimeout
    LQM レポート作成の更新プロセスがタイムアウトになり、クエリが中止されるまでの時間を秒単位で指定します。0 または負の値を指定すると、クエリはタイムアウトしません。
    OracleCheckForUpdateStrategy
    更新プロセスがソース テーブルからデータを読み込む方法を決定します。指定できる値は、NOWAIT または WAIT です。
    • NOWAIT:更新プロセスがソース テーブルからデータを読み込もうとしたときに、他のプロセスがこれらのテーブルに書き込みをしている場合、更新プロセスは終了し、次回呼び出されたときに再試行します。
    • WAIT:更新プロセスは、テーブル ロックを取得し、他のプロセスがテーブルへのアクセスを終了するのを待って、ソース テーブルからデータを読み込みます。この設定の良い点は、更新プロセスが必ず実行されることです。テーブルのロックが解除されるのを待つ必要がありません。悪い点は、LQM 更新プロセスの後にテーブルにアクセスしようとする他のすべてのプロセスがブロックされ、更新プロセスがテーブル ロックを解除するまで待たなければならないことです。
  4. XML ファイルを保存して閉じます。
  5. アプリケーション サーバーを再起動します。