IBM Rational DOORS との統合を有効にする

Silk CentralDOORS を統合するには、Silk Central のフロントエンド サーバー マシンで DOORS クライアントをインストールします。複数のフロントエンド サーバー マシンを使用している場合、DOORS との統合を設定するため、すべてのフロントエンド サーバーに DOORS クライアントをインストールする必要があります。

DOORS との統合を有効にするには:

  1. メニューで プロジェクト > プロジェクト リスト をクリックします。
  2. インテグレーションを確立するプロジェクトを選択します。
  3. メニューで プロジェクト:<プロジェクト名> > プロジェクト設定 をクリックします。
  4. 要件管理 タブをクリックします。
  5. インテグレーションの新規作成 をクリックします。
    注: 統合ツールで要件を編集するだけでなく、Silk Central で作成、編集、削除することもできます。Silk Central の UI や Silk Central の Web サービスからの直接変更を許可するには、対応する ... による要件の作成、編集、削除を許可する チェック ボックスをオンにします。
    インテグレーションの新規作成 ダイアログ ボックスが開きます。
  6. リストから IBM Rational DOORS を選択して、次へ をクリックします。 設定の編集 ダイアログ ボックスが開きます。
  7. 新しいプロファイルの 名前 を入力します。 この名前は、プロファイルを選択することができる一覧上に、表示されます。
  8. RM サービスの URL フィールドに、Silk Central の DOORS 要件用 Web サービスの URL を入力します。 通常、正しい値がデフォルトで設定されます。例:http://MySCTMHost:19120/services/doorsrequirementsmanagement
  9. ユーザー名パスワード に、要件管理サーバー用のユーザー名とパスワードをそれぞれ入力します。
  10. デフォルトの DOORS クライアント インストール パスが、DOORS インストール パス フィールドに表示されます。このパスが正しくない場合は、フロントエンド サーバー ディレクトリ構造内の正しい場所を入力します。
  11. 省略可能:DOORS のビューに対して設定/適用されているフィルタを使って特定の要件のみを同期する場合は、DOORS Filter View フィールドにビューの名前を指定します。
  12. 接続のテスト をクリックし、入力したホストとユーザー情報が正しいかどうかを確認します。 設定が正しければ、接続のテスト に成功したことを示すメッセージが表示されます。OK をクリックして、先に進みます。
    注: 接続のテスト がエラー「80004005 Unspecified error: Access denied: Doors session is not authenticated」で失敗する場合は、DOORS の設定 Prompt to open all modules from last session on startup が有効になっていることが原因の可能性があります。この問題を解決するには、この DOORS オプションの設定を無効にしてください。接続を確立できない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
  13. プロジェクト名 フィールドの横にある 参照 をクリックして、要件タイプの参照 ダイアログ ボックスを開きます。プロジェクト フィールドで、Silk Central プロジェクトと同期する外部プロジェクトを選択します。

    選択したプロジェクトで利用可能な要件タイプは、要件タイプ フィールドに自動的にインポートされます。同期する要件タイプを選択し、OK をクリックします。複数の要件タイプを選択するには、Ctrl + クリック を使用します。

    これで、選択結果が 設定の編集 ダイアログ ボックスに表示されます。
  14. OK をクリックして、設定を保存します。
    注意:
    DOORS アプリケーション オブジェクトは通信に使用され、このオブジェクトがログイン データをサポートしておらず、DOORS クライアントの起動を必要とするため、Silk Central は、各 DOORS クライアント プロセスを、提供されたログイン データと共に起動し、それに続くすべてのアプリケーション オブジェクトに同じデータを使用します。このため、一度に 1 セットの DOORS ログイン認証情報のみが通信でサポートされます。ユーザーが同じ DOORS 認証情報をすべての構成に対して使用することを推奨します。これにより、フロントエンド サーバー上から、すべてのプロジェクトに対して一度に統合を実行できます。2 セット目の認証情報を使用する場合、最初の認証セットを利用したセッションがすべてタイムアウトしてはじめて 2 セット目が有効になります。